テーマ:高校野球(3681)
カテゴリ:野球
大差で負けてても、一応大逆転劇を妄想しての試合観戦、ぽちです。
今日は、明徳義塾や帝京といった強豪校が登場したのですが、共に甲子園を去りました。 昨日の試合でも横浜が初出場の高校相手に延長までもつれ込むなど、盛り上がっています。 そして、甲子園の魔物が姿を現しました。 勝利の女神もいれば、球児の想いをあざ笑うかのような魔物もいる阪神甲子園球場。 今日の第2試合。八幡商と帝京の試合でそれは起こりました。 --- 試合は帝京3点リードで最終回へ。八幡打線は2安打で2塁すら踏めない状況でした。 しかし、1アウトから打線がつながり、3連打で満塁に。 次の打者の打球はショートへ。併殺で試合終了・・・となるはずが魔物が微笑む。 ショートが打球を軽くお手玉。さらにファーストへの送球が高く、オールセーフに。 9回1アウトまで得点する気配が全く無かった八幡商のスコアボードに1が点灯された。 勢いは力になる。 次の打者は積極的に振りにいき、ファールを連発。しかし、徐々にタイミングが合っていく。 そして、ボール球はしっかり見極め、フルカウントに。 立場が逆転し、一転リードしている帝京が追い詰められる。押し出し四球は出せない。 そのため、ストライクゾーンに球が集まり始め、芯で捕らえられるようになってくる。 そして―― アウトハイの球を打った打球は ライトスタンド前列に 吸い込まれていった 逆転満塁ホームラン。5-3となり、試合は9回裏、帝京最後の攻撃。 しかしエースに代打を出してしまった八幡商。 (敗戦濃厚になったときに「せめて控え選手を打席に立たせてあげたい」という想いから代打を出す、それを『思い出代打』という) 真相は分からないですが、とにかく次の投手を出さなければならないと、継投した投手が 甲子園や地方大会で投げることの無かった、背番号13の選手。普通なら10,11あたりじゃ? その投手が恐ろしい隠し玉で、球速差40kmのスローカーブの使い手(らしい 結局、全員の力を上手く引き出しての大逆転勝利! これは今季の名勝負のひとつとして残っていくと思います。 --- さあ、第3試合では栃木の作新学院が、佐賀の唐津商と対戦しました。 唐津商の投手が、150km超えのストレートと、140km台の変化球を使う、凄い投手でした! 高校野球で150kmなんて、そう簡単に打ち返せるものでもなく、三振の山を築かれます。 その間に唐津商は確実に加点していって、3回終了時点で2-0とビハインド。 観てる側としては、唐津商の投手のスタミナ切れを待つばかりでしたよ^^; それでも4回表、作新の4番が初の長打となる2塁打で出塁。 しかし、次打者が空振り三振。捕手がお手玉してるのを見て打者1塁へ逃げる。 捕手1塁に送球。ある意味テンプレの流れでアウトに。 すると、その隙を突いて、2塁ランナーは3塁へ進塁! 好走塁を発揮する。 そして、次打者は選んで四球。ところがその球がワンバウンドして捕手球を見失う。 すると、その隙を突いて、3塁ランナーがホームへ進塁!捕手のタッチをかいくぐって、 手を軽くホームベースに触れさせホームイン。足でかき回して反撃の得点を挙げた。 続く5回は、先頭打者が死球に始まり、送りバントは初球小フライで失敗。 「なにやってんだバッカ」 と軽く野次をはいたら、次の打者がそのミスを取り消すタイムリー2塁打!同点!! さらに次の打者もヒットで続いて逆転に成功。 そのまま試合は進み、ピンチもあったが、辛くも作新学院が逃げ切り勝利。 初戦の10点差勝利とは真逆の、最後まで気の抜けない良い試合でしたね! 唐津商の北方悠誠投手は好投手でした。最速153kmの直球は凄かったですね。 この試合は作新が勝ちましたが、是非プロを目指して欲しい、そう思った投手でした。 作新学院の次の相手は、帝京に大逆転勝利した八幡商。 何度観てもすごいなぁ。監督の「遠くに飛ばせ」のサインwww ▽ やー、ベスト16かぁー。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 14, 2011 12:57:00 AM
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