寝付けなくて眠い、ぽちです。昨日は何故か寝つきが悪く1時間も寝れなかった。

高校野球の試合が楽しみで寝れないならまだしも・・・。なんかやだ。熱帯夜やだ。

▽

今日の高校野球の試合！第1試合に、栃木・作新学院と奈良・智弁学園の試合があったんですが

熱い試合でしたねっ！！まさに激闘！最後まで分からない試合でしたっ！！


初回、作新が三者凡退に抑えられた、裏の智弁の攻撃。

昨日の大谷選手の好投を見ていたので、それなりに抑えるだろうと観ていたんですが、

先頭打者が出塁してバント決められ投手強襲安打があって頭部死球にレフトオーバー

あれよあれよと言う間に3点先取されてしまいました。

それでも初回の3失点なんでね、これ以上取られずに返していけば大丈夫と観てました。


すると2回表。

先頭打者が出て次の打者が死球。無死1,2塁でここまで全試合投手陣をリードしてきた

1年生捕手の山下選手にタイムリー！これで作新不動のスタメン全員が甲子園で打点を

あげたことになりました！！　順々決勝で、どこからでも点が取れる打線が完成しましたね！

さらに犠牲フライで加点し、3点取られた直後に2点を返して1点差に迫った！


その裏の攻撃を3人で退け3回表の作新の攻撃。

先頭打者から連続ヒットで1,2塁。バントで進めて1死2,3塁から前の回初打点の山下選手。

再びタイムリーヒット！！これで3打点で一挙逆転に成功するっ！！

次の打者、鶴田選手が2打席連続の三振で流れが途切れたかに見えたが、大谷選手が四球で

つなぎ、次の打者のタイムリーヒットで更に加点。作新の2点リードとなった！


2点差をつけた作新だが、エースの大谷選手が連投での疲れか本調子ではなく、

3回裏の智弁の攻撃で、1死から連続四死球とバッテリーエラー、さらに犠飛で1点差。

序盤3回が終了し、5-4。　打ち合いの様相を見せてきた。


4回表、作新の攻撃。　智弁学園が動く。


先発の小野選手を交代させて、エースナンバーの青山投手をマウンドに送った。


作新の攻撃の流れを止める采配だったと思うが、これが見事に的中する！

そこから作新打線は青山投手の前に、4~8回を1安打に封じ込められてしまう！！

作新がランナーすら出せずにいる間に、智弁学園打線が作新を追い詰めていく。

5回裏、四球と内野安打で2死1,3塁となり、次の打者の打球は三遊間。

遊撃手がなんとか抑えるも投げられず、ついに同点に追いつかれてしまう！


疲労の見えてきた、作新・大谷選手が5回を投げきったところで、ついにマウンドを降りる。


6回裏、エース大谷選手を中心にした堅守の作新。エースの降板により綻びが生じる。


6回裏のマウンドに上がったのは、甲子園初登板の背番号10・大垣選手。

智弁同様、流れを変えるべくしてマウンドに上がったのだが、先頭打者に2塁打を打たれる。

犠打で1死3塁。　同点なのでスクイズで勝ち越しも考えられるこの場面。

最後の砦、前の試合で顔を負傷した手負いの一塁手・飯野選手を緊急登板！

持ち前の球威でファーストファールフライに仕留め、2死3塁。ピンチを切り抜けるまであと1人。

その初球――

ワイルドピッチでキャッチャー後逸。その間にサードランナー勝ち越しのホームイン！


これまで甲子園失策数1だった堅守の作新が、初めてのミスによる失点。

エース大谷選手の降板。クローザー飯野選手を出してでも許したくなかった勝ち越し打。

リリーフした相手のエース青山選手に対して、3イニング連続で3人ずつで抑えられている。


ここでの失点は重い1失点。その打者の打球を遊撃手が悪送球と、負の連鎖が続き始めたが

そこは飯野選手が踏ん張って、なんとか最小失点に抑えた。


7回表。抑えられていた青山投手から先頭打者が初安打を放つ。しかし後続が続かない。


7回裏。飯野選手は再び1塁に戻り、1年生投手・大林がリリーフ。

智弁学園のクリーンアップを三者凡退に抑える好救援！一塁手・飯野の好捕も光った。


8回の攻防は、智弁・青山、再登板した作新・飯野が、共に無失点に抑える。


そして最終回――


9回表、作新学院の攻撃。

7回の先頭打者が青山から初ヒットで出塁。8回の先頭打者は四球を選び出塁。そして、

9回の先頭打者、ここまで無安打の石井選手がヒットで出塁する！

差は1点。確実に同点に追いつくならば送りバントがセオリー。しかし、大谷選手が降板。

飯野選手も体調は万全ではない。同点に追いついて延長に持っていったところで苦しいだけだ。


選んだ策は、強 攻 策 ！！


作新が守りのチームだって誰が言った！？と言わんばかりの強攻。

1,2,3番の3連打で、一気に青山選手を攻略し！同点に！！追いついた！！！

特に3本目のヒットはセンター前にポトリと落ちる同点タイムリー！！流れが変わった。

4番飯野選手はセカンドゴロ。2塁走者が塁間に挟まれてアウトになるも1死1,3塁。

飯野選手の盗塁で再び2,3塁として、ここまで無安打の内藤選手。

きっちりと外野フライを打ち上げて、ついに逆転に成功っ！！！

次の打者は、この試合全打席出塁している山下選手だったんですが、初球を打ち上げ3アウト。


最終回でついに青山投手を攻略し逆転に成功した作新打線。

作新学院の「らしさ」を取り戻した積極打法で、この回打席に立った6人の打者が

みんな多くても4球目までに打ちにいっていました！

狙ったゾーンに来た球は、たとえ空振っても打ちにいく。それでチャンスをモノにしてきた。

鮮やかすぎる逆転劇でした。


9回裏、飯野投手が智弁学園打線を三者凡退に抑えて、7-6で作新学院が準決勝に進出しました。

－－－

智弁学園、強豪校だけあって、さすがの相手でした。

特にリリーフしてから作新打線を、8回までほぼ完璧に抑え込んだ青山投手。

2年生とのことなので、また来年も登場するかもしれません。

自分の店舗で次々と投げ込んできて、ペースにはまったらあっという間に3アウト。凄い…。

－－－

栃木県勢、勝つたびに言われますが、49年ぶりのベスト4となりました！

史上初の春夏連覇を達成した時から49年。ここまできたら頂点を狙ってほしいですねっ！

▽

第2試合では、西東京の日大三が千葉の習志野を破り、準決勝進出。

明日の準決勝の対戦は以下のとおり。

8月19日(金)

作新学院（栃木）－光星学院（青森）

日大三（西東京）－関　　西（岡山）

ん？作新学院と光星学院で、『学院』対決なんだな。


作新学院の応援席で応援している野球部員の左腕には『頑張ろう！宮城』のステッカーが

貼られています。　これは、古川工(宮城)→唐津商(佐賀)→作新学院(栃木)と渡ってきたもの。

この想いを、頂点まで届けてあげたいですね。

もちろん、次の相手光星学院も東北地方は青森県の代表校。

共に東日本の代表校。震災の悲しみを跳ね返すような、元気な全力プレーを期待します！！



明日は準決勝。連戦大変だけど、みんな負けないで！