落ちるのは簡単だけど、落ちたくないから踏ん張るんだよ、ぽちです。光は見つけられる。

受験シーズンだけど、受験生はこんなブログは見てないでしょう。と言い張って書く。

▽

今年初めて、歌詞から曲から頭に叩き込みたくなる曲を見つけました。

『人の命は平等じゃない』／槇タケポン＠デッドボールP

　

一言で言えば 鬱 曲 ですよ。自分を卑下してただただ消えることを願う歌。

ですが、歌詞を見ていると、ひとつひとつが心にぐさりと刺さるんですよね。

人は生まれてから死ぬまで何でも上手くいくわけが無いのであって、必ず転落期があると。

そのときに、自分の境遇や性格を見て「はあ、自分なんて・・・」と思うとき。

それを歌詞にしてミクの声で歌ってくれると、まあ辛いですわ。ミクの声が可愛いだけにｗ

去年一番お気に入りの曲『ディストピア・ジパング／cosMo＠暴走P』もそうですが、

最近何かを批判する曲に凄い惹かれる・・・＼（＾０＾）／

この曲で散々心にダメージを負ったわけですが、一番心にきたフレーズが


「世界が汚れて見える時　汚れてるのは私の目」


・・・そうなんですよね。アレがダメだから悪い未来しか見えないんだ…って。

批判ばかりしているのは俺の目が汚れているから、良いものも汚く見えているのかも。

自分が才能無しで使えない人間に見えるのも、汚れた目で自分を見ているから。


この曲を聴いて自分の汚い部分が全部見えた気がする。そして最後の線香花火の比喩。

パッと咲くのとフッと消えるのはみんな一緒。あとは如何に耐えて輝きを魅せるか。


鏡の中の自分が「とっとと死ね」と言うならば、俺はそいつに「うるせえバカ」と言ってやる。

なんか自分の中に火が灯った。そんな気持ちになれる、実は素晴らしい曲だと思いました。


■ 歌 詞 ■

目標なんか何にも無い　夢は安定した老後
やりたい事も無い　強いて言うなら青春？

「ちょっと運が悪かったんだ」　「時間が足りなかっただけ」
そんなことばかり言っている　気がする

「歯車になるのだけはやだ」　「自分しかできない事をやる」
理想論だけはいつも立派で

何かを言われるのが怖い　匿名の意見すら言えない
真面目に生きる人を見下して
何故私はこんなにも価値が無いの

ああ卑しい卑しい卑しい私　命は平等じゃないね
こんな私が消えたところで　誰も泣いてはくれない

ああ醜い醜い醜い命　今すぐ消えてしまいたい
季節はずれに舞い散る小雪みたいに　「ふっ」と消えたい

「友達」って一体なんなの？　上っ面取り繕って
下らない馴れ合いで　馬鹿みたいに笑って

「あたしたち親友だよね？」　「辛い事相談してよ？」
孤独に一人で笑う声　聞こえた

ねぇもしも鏡の向こう側　全てが逆の星があるなら
そこにはもう一人私がいるわ

鏡に映った私を見て　彼女はにっこりと笑う
そして心の中でこう思ってるの
「生きる価値の無い奴はとっとと死ね」

ああ眩しい眩しい眩しいあなた　命は平等じゃないね
そっちは本当に幸せそうで　結局こっちと同じね

ああ汚い汚い汚い世界　今すぐ消してしまいたい
誕生日ケーキのろうそくみたいに　「ふっ」と消したい

「頑張れ」？　「負けるな」？　「諦めちゃダメだよ」？
違う、そうじゃない
願いは単純明快　将来の私が
どうか自殺しませんように

ああ綺麗な綺麗な綺麗な花火　命は平等じゃないね
世界が汚れて見える時　汚れてるのは私の目

ああ愚かな愚かな愚かな私　今すぐ消えてしまいたい
最後に残した線香花火みたいに
「ぱっ」と咲いて　「じっ」と耐えて　「ふっ」と消えたい