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テーマ:猫のいる生活(138414)
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かなり以前にご紹介した なかの綾。
ジャズ歌手でもあるんですが、デビューアルバム「ずるいひと」があまりの評判に なかの綾=昭和歌謡のイメージが固定されてしまいましたね。 アルバム「ずるいひと」の収録曲は「恋におちて」とか「黄昏のビギン」とか。 このアルバムは敢えてレコードでリリースされたけど、発売初日でメーカー在庫完売と云うヒット作になりました。 歌うジャンルがジャンルだけに、TVの露出はありませんが知る人ぞ知るの存在。 昭和歌謡なんて流行ってた当時、見向きもしなかったのに、なかの綾が歌うととても新鮮。 とは云っても、彼女の歌はベタベタの昭和なんですけどね。 なかの綾の歌の世界はバーではなく場末のスナックのイメージです。 敢えてそう云うイメージを出せるとこがスゴイ。 私はバー派なので、スナック全盛期でも利用したことは全くと云ってよいほどありませんが、平成21年当時でも、日本全国にスナックをはじめ、バー、キャバレー、ナイトクラブなど、ママさんを入れてスタッフが1~4人規模のお店は約10万軒もあったそうです。 この数は現在のコンビニの数が5万7,000店ですから、それよりはるかに多い数字になります。 スナックの開業ラッシュにわいたのは昭和20年~30年ころですね。 どっちにしても狭いビルにひしめくようにスナックやバーが入ってる光景は世界でも日本独特らしい。 最近になって東京や大阪など都市部では、若い女性が酒屋の立ち飲みにひとりで参加するみたいに、女性のスナック人気が高まってるらしい。 会社単位の飲み会がオッサン除いて減少傾向にあるので、その隙間を埋めるイミがあるみたいですが、レコードやカセットテープ、フイルムカメラと同じように昭和を知らない世代にとって、昭和レトロの感覚が新鮮なんでしょうね。 昭和のスナックやバーの定番ウイスキーと云うと古くはサントリーの角、すこしするとオールドが多かったですね。 ちょっと高級になるとローヤル。 ニッカバーなんてのもたくさんありました。 このころの方が今より、みんなが飲んでたお酒のレベルは高かった感じします。 それでは、なかの綾の歌で1曲。 なかの綾と云うと「雨の慕情」とか「ウイスキーが、お好きでしょ」とか「ラヴ・イズ・オーヴァー」とかカバーヒット曲が多いのですが、きょうは「じゅうくはたち / KISS feat. CENTRAL 」を。 この動画に登場するバンマス、スマイリー小原(知らないか)ばりの指揮アクションで昭和のイメージますます増幅させてます。 「じゅうくはたち」も発売当時、7インチのレコード版でリリースされました。 なかの綾 - じゅうくはたち (Official Music Video) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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