私を変えた言葉☆

2007/05/05

「きみは産み落とされたシアワセ」

10年ほど前、当時はまだ誰かの奥さんだった私ですが

その頃、夫には新しく女が出来ました

あまりに突然だったので
毎日が苦しくて
辛くて
なんでこんな思いをしなければいけないのだろう・・・って

毎日眠れず

死んで二人に報復することさえ考えてました

やり直そうと私なりに頑張りもしました

自分にも否があるだろうと
思い当たる所を改善する努力をし
すごく必死でした

だけど夫からの言葉は
「頑張っているのは見ててわかるが、もう遅いんだ」
と、それだけ

彼は新しい女との未来しか見てませんでした

自分の子供の未来なんて、考えてませんでした

当時、息子は1歳になったばかりで

父親に見捨てられたようなもの

なんで？
なんで？
自分の子が可愛くないの？

って、そんな事ばかり考えて

子供と一緒に死ぬことを考える日が
だんだんと増えていって・・・
精神的に追い詰められていってました

結局夫は家を出て行きましたが
私は一生離婚には同意してやるものか・・・と
二人を結婚させてなるものか・・・とか

無責任な夫が憎らしく
夫を奪って平気でいれる女も憎らしく

とにかく、息子と一緒に死んで
あの二人に一生罪悪感を背負わせてやろうと・・・とか

そんな暗い事ばかり考えてました

このポストカードに出会ったのは、多分その頃だと思うけど・・・・

「きみは産み落とされたシアワセ」

え？？？

シアワセ？？？

あぁ・・・そうか

私はシアワセを産み落としたのか・・・

そう

息子は私にとって
シアワセの種だったんだ・・・って

なんで、悪くも無い私たちが死ななきゃいけないのか・・・って

死ぬことばかり考えていた自分がバカみたいに思えて

一気に吹っ切れたんです

ほんと一気にね

こんなにシンプルな言葉に、はっっとさせられました

それからは前向きに別居生活を送り

離婚調停を申し立て、離婚を成立させました

後ろを振り返っちゃダメ～って感じで☆

あれから10年が過ぎようとしてるんだな～と

もともと、楽天的な性格もあるんだろうけど
今では眠れない夜なんか、まず無いです

息子も素直に健康に育ってくれました

友人たちの支えもあり、私もここまでやってくることができました
ほんと、みんなに感謝です

決して裕福じゃないけど
人に恥じない人生を送っていると
胸を張っていえるように

息子のためにも

これからも頑張って行こうと思ってます

この前、フォトフレームを買ってきたので
ポストカードを飾ってみたの

10年間、ずっと手放すことができなかったこのポストカード
そのまま飾ってたんだけど、やっぱ大事にしなきゃね

なんせ、自分の考えを変えてくれた一言ですから

これからも、きっと手放すことは無いね～

ちなみに、太田朋さんという人の作品です☆
他の作品も興味あるので、今度買ってみようかな～と思ってます