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シネマ大好き! PART2

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2009.09.26
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テーマ:映画鑑賞(880)
カテゴリ:
製作国 アメリカ
製作年 2006年
時間 123分

監督
ソフィア・コッポラ

出演
キルスティン・ダンスト
ジェイソン・シュワルツ
ジュディ・デイヴィス




悲劇の王妃マリー・アントワネットの半生を描くドラマ。
オーストリアの皇女マリーは14歳でフランス王太子ルイ16世に嫁ぐことになる。
期待を膨らませフランスにやってくるが、国境で衣装をすべてフランス製に変えられ、愛犬も取り上げられてしまう。
夫のルイ16世も必要なこと以外マリーとは口をきかず、閨でも彼女に触れようともしない。
宮廷内で様々な悪い噂の流れる中、やがてまりーはパーティやギャンブルに興じるようになる・・・。

歴史ドラマとして観ると失望する映画。
歴史上の人物であるマリー・アントワネットを一人の女性として扱っているが、結果的に失敗だったと言わざるを得ない。結局何を描きたかったのか最後までよく分からなかった。
主演のキルスティン・ダンストだが、「スパイダーマン」のときも思ったが、ヒロインとしては相応しくない女優という先入主があり、感情移入も難しかった。
映画に採用しているポップ調の音楽は斬新だが、その分重厚さに欠ける軽い映画となっている。時代劇とBGMの組み合わせでは北野武の「座頭市」を思い出させるものだった。
「マリー・アントワネット」ということは忘れて、政略結婚させられたある貴族女性の成長記という程度で観ればよいかと思う。





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最終更新日  2009.09.26 06:13:21
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