テーマ:映画鑑賞(880)
カテゴリ:ろ
製作国 アメリカ
製作年 2006年 時間 103分 監督 シルヴェスター・スタローン 出演 シルヴェスター・スタローン バート・ヤング アントニオ・ターヴァー ジェラルディン・ヒューズ マイロ・ヴィンティミリア 「ロッキー」シリーズ第6作にして完結編。 妻のエイドリアンに先立たれ、一人息子とも別れて孤独に暮らすロッキー。 エイドリアンへの思い出と過去の栄光だけが生きるよすがだったが、そんな満たされない心を取り戻すため、再びボクシングに挑戦することにする。 一方、強すぎるがゆえに相手に恵まれない現役ヘビー級チャンピオンのディクソン陣営も現状を打破するため、ロッキーとのエキシビジョンマッチを企画する。 このオファーを受けたロッキーは、無謀とも思える復帰戦に向けて始動する・・・。 シリーズ最終章といわれた「5」では戦わなかったゆえ消化不良に終わった感があったが、本作はそれを払拭した。 前半部はやや冗長な感じもしたが、試合が決まってからはスピードがつき、試合そのものはスピード感あるものに仕上がっている。 試合はもはや相手との戦いではなく自分との戦いであり、心の奥にたまったものをすべて吐き出すかのように相手に打ち込んでいく姿には思わずこちらのこぶしも堅くなった。そこには試合の結果に対する執着はなく、試合後颯爽とリングから去るロッキーにすがすがしさを感じた。 ストーリー的には第1作を彷彿させるものがあり、全体的にもよく出来ていた。欲を言えばもう少し試合シーンが多ければ良かった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.10.12 15:45:10
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