テーマ:映画鑑賞(880)
カテゴリ:ひ
製作国 日本
製作年 2007年 時間 120分 監督 犬童一心 出演 松嶋菜々子/大沢たかお 宮本信子/円城寺あや 山田辰夫 さだまさし原作の同名小説の映画化。 東京で働く咲子のもとに、母の入院の知らせが届く。 急遽、母の入院する故郷・徳島に戻った咲子は、母親の余命が短いことを知る。 また、医師の寺澤から母が献体を希望していることを知り、思い悩むことに。 さらに、母子家庭で育ち、父は死んだものと知らされていた咲子は、父が生きており、東京で暮らしていることを知る・・・。 激しさはないが、静かに淡々と進行するストーリーに徐々に引き込まれていくといった感じの映画。 主演は娘役の松嶋菜々子だが、描かれているのは母親の生き様であり、娘に対する愛情である。そしてその母親の真の愛情を、母親の死に直面することによって娘は気付くことになる。まさに母親役を演じた宮本信子の気丈な演技が光る作品である。 ラストの本場・阿波踊りは壮観であり、その中で30年ぶりに再会する父と母の姿は涙を誘った。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.10.12 10:42:50
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