テーマ:映画鑑賞(880)
カテゴリ:き
製作国 日本
製作年 2005年 時間 95分 監督 大崎章 出演 大森南朋/キタキマユ 寺島進/松重豊 光石研 東京の会社をリストラされたタカシは、故郷に戻って高校時代の野球部の仲間と飲んでいるうちに、かつて片思いだった女性に会うため、東京行きの最終電車に乗せられてしまう。 二日酔いのまま、都会の公園で目覚めたタカシは見知らぬ男から10分100円でキャッチボールの相手をするキャッチボール屋の留守番をすることに。 その男はすぐ帰ってくるはずだったが、結局戻ってこず、タカシはキャッチボール屋を引き継いで続けることに・・・。 これもいわゆる脱力系の映画だろうか!? タカシに留守番を頼むキャッチボール屋のキャッチボールの下手さにも、頼み方にも不自然さや違和感が感じられるも、ついつい最後まで何となく観てしまう不思議な映画だった。 キャッチボール屋なんて風変わりな商売と最初は思ったが、人間関係の希薄な都会にあって、逆にわずらわしさのない人とのつながりというものは求められているのではないか?それを容易にみたしてくれるものの象徴としてキャッチボールが描かれているのではないか?と思って観るようになった。 この映画が初主演らしい大森南朋の、脇役以上に目立たない地味で素人っぽい演技がかえって爽やかで心地よかった。 作中、頻繁に流れる山口百恵の「夢前案内人」も懐かしく、改めて「いい歌だな~」と思われた。 この映画を観て、久しぶりに子供とキャッチボールをしたくなった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.02.12 15:42:05
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