テーマ:映画鑑賞(880)
カテゴリ:ら
製作国 アメリカ
製作年 2007年 時間 112分 監督 クリス・ワイツ 出演 ダコタ・ブルー・リチャーズ ニコール・キッドマン ダニエル・クレイグ エヴァ・グリーン サム・エリオット イギリスの同名ファンタジー小説の映画化。原作は「黄金の羅針盤」「神秘の短剣」「琥珀の望遠鏡」の3部で構成される。 我々の世界とよく似た異次元世界<パラレルワールド>に住む12歳の少女ライラは、幼い頃両親を亡くし、オックスフォード大学のジョーダン学寮で育てられた。 この世界にはダイモンと呼ばれる動物の形をした自分の分身と共に生きており、ライラにもパンダライモンというダイモンがいて、いつも一緒に遊んでいた。 そんな頃、謎の組織によって子供たちが次々と誘拐される事件が起こる。そして親友ロジャーまでも・・・。 一方、ライラの元に上流階級のコールター夫人が現れ、ライラを引き取ることに。しかし、ある日夫人の部屋でライラは子供たちの誘拐リストを見て驚愕する・・・。 少し前置きが長く、最初の部分で退屈感が襲ってきた。逆に冒険と言える部分が思ったよりも短く薄っぺらかったので、全体的に満足感を得られる内容とは言い難かった。悪人よりも味方が多く、ちょっとピンチになるとすぐに味方が現れて助けてくれるという構図なので、緊張感やドキドキハラハラ感も少なかった。 予告編で「救うのか-、滅ぼすのか-」というキャッチフレーズのような台詞があるが、もともとそんな危機感も感じられないし、異次元世界といっているが規模や世界観もよくわからない。原作を読んでいると判るのかもしれないが、映画としては説明が少なく、入り込めなかった原因にもなった。(もっとも説明を充実させるとさらに前置きが長くなって、メインの冒険部分がよけい薄くなる恐れがあるが・・・) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.10.04 16:54:18
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