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シネマ大好き! PART2

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2009.10.11
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テーマ:映画鑑賞(880)
カテゴリ:
製作国 アメリカ
製作年 2007年
時間 158分

監督
ポール・トーマス・アンダーソン

出演
ダニエル・デイ=ルイス
ディロン・フレイジャー
ポール・ダノ
ケビン・J・オコナー
キアラン・ハインズ


ダニエル・デイ=ルイスが第80回アカデミー賞主演男優賞を受賞した作品。
実在の石油王をモデルにした小説を基に、石油に夢をかけた男が次第に常軌を逸していく様を描く。
20世紀初頭のアメリカ。リトル・ボストンの地下に石油が眠っている情報を得た掘削者のダニエルは周辺の土地を安価で買いあさり、石油採掘で一儲けしようと画策していた。だが、地元のカリスマ牧師イーライとの反目や掘削中の事故などにより、次第に狂気を帯びてくる・・・。

ダニエル・デイ=ルイスは流石と思わせる演技を見せている。頑固で非常な一面をみせるものの、石油掘削に賭ける野望に対する不屈の精神は見上げたもの。息子や自称弟ですら、石油掘削に利用し、不要となると容赦なく切り捨てるといった、一代で事業を成す男の姿を垣間見せるものとなっている。一方、彼と対立する牧師は信念と過剰なまでの信仰心のある人物のように描かれているが、ラストでそれが偽善であることが分かると、ダニエルによる報復はすざまじい。
ストーリー自体は決して面白いといえない面があるが、ダニエル・デイ=ルイスの一人芝居ではないかとも思える彼の演技によるインパクトは凄い。
本作がアカデミーの作品賞を取れなかったのに、主演男優賞は獲得した理由が、本作を観て初めて分かった気がした。





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最終更新日  2009.10.18 13:26:33
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