テーマ:映画鑑賞(880)
カテゴリ:ま
製作国 日本
製作年 2007年 時間 124分 監督 猪股隆一 出演 船越英一郎/松本明子 広田亮平/佐々木麻緒 徳井優/梨本謙次郎 重田千穂子/高嶋政伸 小野武彦/宇津井健 新潟県中越地震の実話を基に描かれた絵本「山古志村のマリと三匹の子犬」の映画化。 新潟県山古志村に住む亮太と彩の兄妹はある日、生まれたばかりの捨て犬を拾って帰ってくる。犬嫌いの父親は家で飼うことに反対するが、幼い頃に母を亡くし寂しい思いをしている兄妹の懇願に折れて飼うことに。マリと名付けられたその犬はやがて成長し3匹の子犬を産んでいた。 2004年10月23日、そんな幸せな一家に、大地震が襲うことに・・・。 結末は分かっていたがやはりラストは感動もの。でもそれ以上につらく、涙したのは、マリと子犬3匹を助けることができず、山古志村に残していくシーン。 マリの活躍で祖父と彩は助かるが、自衛隊の救助の際においていかれるマリのなんとも言いようのない寂しそうな目がとても切なかった。 マリの演技もアカデミー賞並みの名演技で感動を呼んだが、犬とはいえ飼い主との目に見えない強いつながりは、お互いにどんだけ愛情を持って接するか、ドンだけ相手を信頼できるかにあるのではないかと思わされた。 犬と人間ですらこんな関係が構築できるのに、昨今の理不尽な殺人事件などのニュースを聞くと、何で人間同士が・・・と非常に辛い思いにさせられる。 それにしても地震の恐ろしさも改めて痛感させられた。おりしも先週末、岩手・宮城内陸地震が起こり、時間がたつにつれて被害の拡大が伝えられているが、犠牲になられた方のご冥福を祈りたい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2009.10.25 18:05:44
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