テーマ:映画鑑賞(880)
カテゴリ:と
製作国 日本
製作年 2008年 時間 98分 監督 小中和哉 出演 夏帆/佐野和真 福永マリカ/秋本奈緒美 近藤芳正 ファンタジー小説家を夢見る女子高生の未歩はふとしたことで携帯電話を落としてしまうが、その携帯電話が時空を超えて明治45年に生きる小説家志望で夏目漱石の弟子・宮田時次郎の手に渡ってしまう。自分の携帯に電話をかけた未歩はこの事実に驚くが、時次郎と会話を重ねるうちに2人はほのかな気持ちを抱きあうように・・・・。 時空を超えてコミュニケーションを取る映画としてはまずキアヌ・リーブスとサンドラ・ブロックの「イルマーレ」が浮かんだが、この時のツールは手紙だったのに対し、こちらは携帯電話と現代っぽい設定になっている。また「イルマーレ」の時間差は2年という設定だったが、この「東京少女」は明治と昭和という、約100年の時間差というか時代差がある。基本的なストーリーはこの手の映画は常套なのか、似通った部分がかなりあるが、100年という時空を超えたデートシーンはなかなか面白かった。10円カレーで有名な日比谷の松本楼が出てくるが、100年以上の歴史のあるお店だからこそ成り立つシーンですね。手鏡のシーンもよかったし(「イルマーレ」では木を植えるシーンに当たるのかな?)、約100年前の事件としてタイタニック沈没を持ち出すところも、お決まりながら嬉しかった。 それにしても、この2人に実際に会っているあのお婆ちゃんは100歳越えになるはずですが、ちょっと元気過ぎでしたね。でも最後にこのお婆ちゃんがうまく絡んでくるあたり、よくできたストーリーになっていた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.05.04 15:51:39
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