テーマ:映画鑑賞(880)
カテゴリ:い
製作国 アメリカ
製作年 2008年 時間 118分 監督 D・J・カルーソー 出演 シャイア・ラブーフ ミシェル・モナハン ロザリオ・ドーソン ビリー・ボブ・ソーントン イーサン・エンブリー 双子の兄イーサンの葬儀を終えてシカゴの自宅に戻る途中立ち寄ったATMで、ジェリーは身に覚えのない大金が口座に振り込まれていることを知る。さらに自宅には組立て式の軍事用機材が届いていた。不審に思っている彼の元に謎の女性から、すぐ逃げなければFBIに逮捕されるという警告が入るが、逃げる間もなく逮捕されてしまう。 一方、シングルマザーのレイチェルは息子のサムをコンサートに向けて送り出した後、女友達と羽を伸ばしていると、彼女に同じ謎の女から電話が入る。それは指示に従わないとサムを殺すというものだった・・・・。 ストーリー展開はスピード感があってどんどん引き込まれていくし、アクションシーンも緊張感いっぱいで結構楽しめた。単純に娯楽映画として観る分には星4つぐらい楽しめる。ただ豪快なアクションシーンはさすがハリウッドと思わせる反面、いたずらにカメラワークの動きが激しすぎて何がなんだか分からないシーンもあり、目も疲れた。 また、大掛かりな設定にしている分、ツッコミどころも多い。この手の映画は緻密な計画と準備の下、ハラハラドキドキさせられながら進行するのがとても面白いと思うが、こんなに何でもアリ(あまり言うとネタばれになるが、電話、信号機、列車等々あらゆるものをあんなに自由に統制できてしまうと非現実的で興醒め。主人公の男女2人がこの事件に関わった必然性も乏しく、謎の女(誰かは言うとネタばれになるので伏せますが)の能力だったら素人2人にこんなややこしいことをさせなくても目的を達する方法はいくらでもあるだろうに・・・なんて事も思った。 現代あるいは近未来のコンピュータ社会に警鐘を鳴らしている映画かもしれないが、思ったほどメッセージ性は感じられない。深く考えず純粋にエンターテイメント映画として観れば楽しめる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.02.12 15:48:50
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