テーマ:映画鑑賞(880)
カテゴリ:た
製作国 日本
製作年 2008年 時間 115分 監督 熊澤尚人 出演 林遣都/池松壮亮 溝端淳平/瀬戸朝香 蓮佛美沙子/光石研 江守徹 直木賞作家森絵都の同名ベストセラー小説の映画化。 坂井知季は、元オリンピック選手の両親を持つエリートの冨士谷要一の飛び込みに魅せられて、同じダイビングクラブに通うごく普通の中学生。しかし、そのクラブは赤字経営で存続が危ぶまれていた。そんな時、クラブに美人コーチ・麻木がやってくる。彼女の使命はこのクラブからオリンピック選手を出すことで、それがクラブ存続の条件となっていた・・・。 青春スポーツ映画にしてはおとなしすぎる感のある映画だった。飛び込み競技という、ちょっと地味なスポーツをテーマとしているので、逆に友情や競争、恋愛などで大きな葛藤、争い、対立などがふんだんに出てきてストーリーを盛り上げるのかと思っていたが、思ったほど終始盛り上がりには欠ける展開ではあった。しかし嫌味な部分がない分、観終わった後は清清しさが残る。 小説は読んでいないので結末は知らなかったため、後半のオリンピック選考会の結末にはチョットはらはらした。ダイビング競技に挑む選手役を演じる若手俳優陣はいづれも知らない俳優ばかりで、素人っぽさの残る初々しい演技だったが、そんな彼らを時に厳しく、また時には優しく指導する女性コーチを瀬戸朝香がよく演じていて映画を引き締めていた。 映画そのものは特筆すべき点が少ないが、美しい自然をバックに何度も出てくるダイビングシーンには思わず惹きつけられます。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.03.06 15:43:15
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