テーマ:映画鑑賞(880)
カテゴリ:か
製作国 日本
製作年 2008年 時間 118分 監督 樋口真嗣 出演 松本潤/長澤まさみ 宮川大輔/阿部寛 椎名桔平/甲本雅裕 生瀬勝久/古田新太 上川隆也/高嶋政宏 黒澤明監督の傑作時代劇のリメイク。 戦国時代、隣国の山名勢に攻め込まれた秋月城は陥落し、その秋月の隠し金を偶然、金堀り師の武蔵と木こりの新八が見つける。しかし、2人は秋月の侍大将・六郎太とその弟に捕えられ、交渉の末、その金を同盟国の早川に運ぶ手助けをすることになる。山名勢の目をくらますため、一旦山名領を通過して早川に行く方法を取るが、やがて武蔵は六郎太の弟が秋月の雪姫であることを知る・・・・。 黒澤版「隠し砦の三悪人」では三船敏郎演じる真壁六郎太が主人公だったが、本作ではあえて武蔵と新八のコンビを主役的位置づけにして単なる黒澤版のリメイクではないというオリジナリティを出している。 基本的なストーリーはオリジナル版と同じなので、ハラハラドキドキ感は前作ほどではないが、その分アクションとVFX映像は迫力があった。ただこの映画のよさはアクションというよりは、心理的な緊張感を味わうところが醍醐味なので、大げさなアクションは却ってリアリティを損ねる部分はあった。まモノクロにはノスタルジックな感じが漂うようなモノクロの良さがあるが、カラー版はカラー版で新鮮さが感じられてよかった。 オリジナル版の農民コンビが「スター・ウォーズ」のR2D2とC-3POのモデルになったことは有名だが、それを意識してか、椎名桔平演じる鷹山刑部がダース・ベイダーに模していたのは少々滑稽。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.10.11 21:36:13
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