テーマ:映画鑑賞(880)
カテゴリ:し
製作国 日本
製作年 2008年 時間 113分 監督 吉田恵輔 出演 宮迫博之/仲里依紗 濱田マリ/近藤春菜 ダンカン/和田聰宏 ミッキー・カーチス/斎藤洋介 麻生久美子 工事現場で働く磯辺裕次郎は高校生の娘・咲子と二人暮らしをしていた。そんなある日、父親が急死し、裕次郎は多額の遺産を相続したことにより仕事をやめてしまう。さらに計画性のない彼は、ただ単に女性にもてたいがために喫茶店“純喫茶磯辺”をオープンする。しかし咲子の心配したとおり、店は閑古鳥が鳴く毎日だった。ところが美人の素子をアルバイトに雇ってから一転、店は大繁盛しだす・・・・。 いい加減で自分勝手だが、どこか子供っぽく憎めない裕次郎をお笑いの宮迫博之が好演している。多額の遺産を手に入れ、仕事をしたくなくなるというのは何となく分からないでもないが、日頃の仕事に対するやる気のなさが冒頭に描かれているのも面白い。こんな父親に対し、しっかり者の娘は現実的で、父親に意見するが聞いてもらえない。口は悪いが、ぐれても仕方ない環境下で、結局は父親や喫茶店のために手伝う様は健気である。一方、この喫茶店のマドンナ的存在の麻生久美子演じる素子。どこか不思議な感じの女性だが、マドンナかと思いきや、性悪女の横顔を見せるなど、その後の展開に期待を持たせてくれる。 最近の邦画に多いゆるい系の映画に入る部類だが、ついつい入り込んでしまう映画。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.05.04 23:31:44
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