テーマ:映画鑑賞(880)
カテゴリ:あ
製作国 日本
製作年 2007年 時間 112分 監督 長尾直樹 出演 役所広司/鈴木京香 堀北真希/森下愛子 小林裕吉/手塚理美 田中直樹/きたろう 岸部一徳 女子高生・みつこは両親と仲良く暮らしていたが、ある日、入院していた母が病死し、その日のうちに父親はどこかに失踪してしまう。それから半年後。父親は、町外れの広い草原の中にある1軒の屋敷にいることが判明する。さっそく事実を確かめ、父親を連れ帰るべく、みつこはその屋敷に向うが、そこで父親は、周りから”アルゼンチンババア”と呼ばれている一風変わった女性と暮らしていた・・・・。 人気作家よしもとばななの同名小説の映画化。 この映画もタイトルに興味を持って内容を知らずに観たが、最初の予想とは大違いの映画だった。そもそも、アルゼンチンババアなる世間から弧絶した一人住まいの強烈な個性の老婆の奇奇怪怪な生活(例えば騒音おばさんやゴミ屋敷の住人のような人)を描いているのかと思いきや、そうではなかった。アルゼンチンババアなる人物は鈴木京香が演じているが、見た目は少々怪しげだが強烈な印象を持つような変な人物ではなく、むしろおかしくなった親子の絆を取り戻す役目を果たすイイ人的存在。妻の死を受け入れられない男の気持ちも分からないでないが、それでも父親の行動は突飛で理解しがたいところは、原作がどうかは分からないが描ききれてないのは?との心象を持った。周りにも色々と登場する人物がいるが、例えばみつこがアルバイトするマッサージ屋の青年との関係も中途半端で、イマイチ取り上げ方や描き方に不満の残る作品でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.05.02 06:51:32
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