テーマ:映画鑑賞(880)
カテゴリ:け
製作国 日本
製作年 2008年 時間 120分 監督 佐々部清 出演 三宅裕司/真野響子 藤澤恵麻/AYAKO 金井勇太/岩城滉一 モト冬樹/入江若葉 松方弘樹 香取卓は不動産会社に勤める平凡なサラリーマン。学生の頃はフォークバンドで活躍する夢も見ていたが、今は家族揃って夕食を食べることが唯一の楽しみで、それを香取家のルールとして毎日過ごしていた。そんなある日、帰り道で知り合った青年・充を家に招待して一緒に夕食を食べることに・・・・。 全編吉田拓郎の曲が流れるヒューマンドラマ。 毎晩家族揃って食事をするというルールの香取家。そんな日課が唯一の楽しみという、香取家の主人・卓だったが、やがて二人の娘に色々と事情ができてきて、そのルールが守られなくなり、家族がバラバラになっていくような不安と寂しさを感じ始めるお父さんがよく描かれている。やはりこの映画も最近流行の邦画の傾向が強く、出てくる人はいい人ばかりで、扱っているテーマも特別なものではなく、ごく日常的なもの。それ故、妙に親近感を持って観ることができる映画となっている。 個人的には私も2人の子供の父親だが(映画と違い、私の方は男2人だが)、やはり子供が成長するにつれ、それぞれ子供にも予定や事情が出てきて、なかなか揃って休みを過ごせたり、同じ時間を共有できなくなってきており、寂しさを感じることがある。この映画の父親も同じなんだと思うと、変に共感できて、寂しさもひとしおとなる一作だった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.05.04 16:15:15
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