テーマ:映画鑑賞(880)
カテゴリ:ま
製作国 フランス/ドイツ/ベルギー/南アフリカ
製作年 2007年 時間 117分 監督 ビレ・アウグスト 出演 ジョセフ・ファインズ デニス・ヘイスバード ダイアン・クルーガー 南アフリカで刑務所の看守として働くジェームズ・グレゴリーがロベン島の刑務所に赴任してくる。そこでグレゴリーはコーサ語が分かるということで、スパイ目的で、最悪のテロリストとされるネルソン・マンデラの担当に抜擢される。異例の出世を喜ぶグレゴリー夫妻だったが、やがてグレゴリーはマンデラという人物に心を通わせていくことに・・・・。 南アフリカ初の黒人大統領ネルソン・マンデラの“囚われの27年間”にスポットを当てた作品。南アフリカといえば最近では次回のサッカー・ワールドカップ開催国、そして昔授業で習ったアパルトヘイト、そしてこの映画にも出てくるネルソン・マンデラ、この程度の知識しかない国である。映画でも、獄中のマンデラとその担当看守の交流が中心のため、南アフリカの社会情勢などはあまり語られていない。よってすべてが分かる映画ではないが、偉大なる人物マンデラと、その影響で考え方や生き方が変わっていく看守の姿は興味深い。ただ看守はよく描かれていたが、マンデラとの会話はもう少しあってもよかったと思う。あと、27年という長さの時間が映画の中では伝わりにくかったと思う。もう少し長尺でもよかったような気がするし、時間の推移が明らかに分かるようなメイク等の工夫があればよかった。 しかしながら作品としてはよくできており、落ち着いてじっくり観てもらいたい作品。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.05.02 18:32:46
コメント(0) | コメントを書く
[ま] カテゴリの最新記事
|