テーマ:映画鑑賞(880)
カテゴリ:ら
製作国 日本
製作年 2008年 時間 96分 監督 神山征二郎 出演 渡辺大/柄本明 石坂浩二/藤田まこと 富司純子/柄本佑 原田佳奈 昭和18年。戦争は激化し、東京六大学は解散が決定、学業優先で徴兵を猶予されていた学生も学徒出陣に備えるよう圧力がかけられていた。そんな中、早稲田大学野球部顧問の飛田のもと選手たちは、出陣のその日まで野球を続けようとしていた。そんなある日、慶応大学の塾長・小泉が飛田のもとに早慶戦の実施を申し込んできた・・・・。 1943年10月16日に、太平洋戦争中の学徒出陣前に壮行試合として行われた“最後の早慶戦”を映画化。 早慶戦自体に縁がない人には、戦時中に早慶戦をやる意義があまり伝わってこないが、やはり実話が元になっていると思うと感情移入してしまう映画。 戦時中ということで、軍人は野球にうつつを抜かす学生に冷たい一方、世間の早慶戦に対する期待は大きく、学生の最後のはなむけのために柄本明演じる飛田の早慶戦実現に向けての熱意には思わず感動する。 戦時中という緊迫感はあまりなかったし、試合の結果そのものにはあまり盛り上がりには欠けたが、試合後のエール交換はさすがにジーンときた。 一応、反戦映画のようでもあるが、あまりメッセージ性はなく、最後の早慶戦という実話を淡々と描いたという感じの映画。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.05.04 16:36:15
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