テーマ:映画鑑賞(880)
カテゴリ:そ
製作国 日本
製作年 2008年 時間 139分 監督 大林宣彦 出演 南原清隆/永作博美 筧利夫/今井雅之 勝野雅奈恵 日野原健大は売れないイラストレータだったが、妻のとし子と二人の息子と幸せな暮らしをしていた。しかし、ある日、不調を訴えたとし子は病院で検査を受けた結果、余命1年の宣告を受ける。それでも二人は相談の結果、来るべき“その日”を迎える準備を始める。まずは、彼らの生活のスタートとなった結婚当初に暮らしていたアパートを訪ねるが・・・・・。 永作博美は好きな女優なのだが、余命宣告を受けても(内心は別にして)妙に明るく振舞う様は気丈さを通り越して緊迫感がなさ過ぎて、感情移入しにくかった。それを助長したのが夫役の南原清隆で、この軽い感じの配役が映画そのものを軽く浅いものにしている。“死”をテーマにした映画はとかく重い感じになりやすいが、しかしこの映画のようにちょっと軽すぎるのもどうかと思う。明るい笑顔の合間にたまに見せる永作博美の悲しみの表情だけが唯一、死に直面した人のリアルな気持ちを伝えていた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.05.03 10:13:56
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