テーマ:映画鑑賞(880)
カテゴリ:れ
製作国 アメリカ
製作年 2008年 時間 109分 監督 ダーレン・アロノフスキー 出演 ミッキー・ローク マリサ・トメイ エヴァン・レイチェル・ウッド かつては人気を極めたものの今は落ち目となって、興行のお呼びがかかればどこでも出向くレスラー、ランディ。歳を取っても観客の求める過激なファイトにこたえていた。しかしある日、ステロイドの副作用のために心臓発作を起こし、医者から引退を勧告されてしまう。馴染みのストリッパー、キャシディに打ち明け、長く会っていない娘にも連絡にいくが・・・。 「ナインハーフ」の頃のイメージとは全くかけ離れたミッキー・ロークだが、過去の栄光だけが頼りの年老いた中年レスラーの悲哀が良く描かれている。主役としてはニコラス・ケイジとの話もあったらしいが、ニコラス・ケイジだとちょっと違ったイメージの映画になっていたように思う。ただこれだけの哀愁漂うレスラーはやはり今のミッキー・ロークしか出せないのでは?それぐらい彼の人生を地で行く内容で、まさに彼のための映画といえる。死を覚悟しながら、自分の唯一の存在場所であるリングに上って戦うラストは胸を衝くシーンである。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.05.02 18:10:34
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