テーマ:映画鑑賞(880)
カテゴリ:も
製作国 アメリカ/ドイツ
製作年 2003年 時間 119分 監督 パティ・ジェンキンス 出演 シャーリーズ・セロン クリスティーナ・リッチ ブルース・ダーン 娼婦としての生活に疲れ自殺をも考えていたアイリーン・ウォーノスは、立ち寄ったバーで同性愛者の少女セルビーと出会う。意気投合した2人は新しい生活を始めることに。その資金作りのため、アイリーンは最後の客を取るが、その客に暴力でレイプされたため、身の危険を感じて男を射殺してしまう・・・・。 あの美貌とスタイルを誇るシャーリーズ・セロンが、体重を増やしノーメイクで挑んだ実在の連続殺人犯アイリーンは鬼気迫るものがあり、十分アカデミー主演女優賞に値する演技だった。ただ演じていたアイリーン自身は、生まれ育った環境やその後の人生、周りの対応など、多少同情する点はあるものの、あまりにも自分中心の利己的な考えや言動にはどうしても感情移入できない人物だった。唯一、セルビーに対する彼女の愛情は純粋で奉仕的だったのが救われるところだろうか? アイリーンは許し難い犯罪者ではあるが、どうしてこんな“モンスター”になってしまったのかは割りと分かりやすく描かれていて評価できる映画。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.06.12 23:12:33
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