テーマ:映画鑑賞(880)
カテゴリ:と
製作国 日本
製作年 1988年 時間 88分 監督 宮崎駿 声の出演 日高のり子/坂本千夏 糸井重里/島本須美 北林谷栄/高木均 丸山裕子/鷲尾真知子 鈴木れい子/広瀬正志 サツキとメイの姉妹は、お父さんと一緒に田舎の一軒家に引っ越してくる。入院中の母親の退院を空気のきれいな家で迎えるためだった。ある日メイは、茂みのトンネルをくぐり抜け、不思議な生き物トトロに出会う。さらにサツキも父の帰りを待つバス停でずぶ濡れのトトロに出会い、傘を貸してあげることに。やがて病院から電報が届き、心配したメイは一人病院に向うが迷子になってしまい・・・・。 今まで観たジブリ作品は非現実的な世界を描いた作品が多かったが、この「このとなりのトトロ」は観始めは現実的な世界だったため、ちょっと意外感があった。そしてトトロが登場するあたりから非現実感が漂ってくるが、どうも現実と非現実が混ざり合ったような内容で、最後まで戸惑った。作者は何を描きたかったのか? この映画は我が家の子どもたちも幼い頃、大好きな映画だったが、多分大人とは違った感じ方で楽しんでいたものと思う。それぐらい、摩訶不思議な世界観と、随所にどうも引っかかるシーンやセリフがあった。後でネットで調べると、「となりのトトロ」に関する都市伝説があることを知り、読んでみると「なるほど」と引っかかったシーンを見事に説明してくれていた。この都市伝説自体はジブリは否定しているし、こじつけたような解釈もあるが、観終わった後のモヤモヤ感はいくらか解消してくれる。解釈次第では単なるファンタジー・アニメとは言えない奥の深い作品。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.02.13 18:14:47
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