今日は、仕事はお休みでした。水曜定休だからね。

例のごとく、朝寝坊を決め込んで、目が覚めたのは８時半。
とはいえ世間は平日で、当然学校もあるので、子供たちはすでにいませんでした。
大きくなると手がかからなくていいなあ～。
いや、全くかからないわけではないけれども。

さて、この貴重な休みに何をしようか。
そうだ、茶の間の半分を占領している長男のおたくグッズを移動しよう。
私だって、本気出すときはヤルんですよ。

とか思いながらも、ぼお～っとしていて、気が付けばもう昼近く。
ああ、やばい。貴重な休みが。
そこでふと思う。
そうだよ。貴重な休みんだから、不毛なオタクの片付けよりももっと有意義なことに本気を使おう。

というわけで、普段着物に袖を通すことに。
とっても久しぶりなんだけど、気負わずに着ることができました。
こういう日は、何にもせずに焦るのをやめてゆったり過ごすのがいい。

いいんだよ。うん。

お風呂上りも浴衣で、一日着物。

うん。いい。

己の煩悩の多さに辟易しながらも、そういう自分を受け入れて、明日もまた仕事がんばる。

大きな不運を嘆いて、そのあとの小さなラッキーに救われて。

そういうことの繰り返しで。

うん。そういうので、いい。悪くない。

ストレスでできた蕁麻疹がかゆくても、体重が減らなくても、それはそれだ。

震災でいまだに避難所でプライバシーも何もない日々を過ごしている人たちや、気の遠くなるような「復興」のための地道な作業を続けている人たちを、日常の中で時々思い出して、漠然とした無力感を感じても、できるのは、そういう私の一日を過ごすことだけ。

腐っては、いけないな。