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November 4, 2005
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今日は代休でした。子供たちが保育園に行った後、パパーと適当に掃除やら何やらを済ませ、さあ自分だけの時間です。

最初に、伊坂幸太郎の『魔王』を読み返しました。私には、一度さーっと読んでみてから他の作品も含めて何度も読み直す、という、私なりの「伊坂幸太郎の読み方」があるのです。

私は、『魔王』と『呼吸』は二つで一つの物語なのかなと思いました。不思議な力を身につけた兄(重力ピエロの兄弟を髣髴とさせる)が、その力をもって大きな流れに立ち向かってゆく。しかし志半ばで死んでしまう。(行きつけのバーのマスターはかなり怪しい?もしかしたらもっと強い力を持っているかも。)

『呼吸』は五年後の世界で、弟の彼女(今は妻)の視点から語られる。どうやら兄の力はこの弟の妻に移った?でも彼女は気づいていないらしい。
弟は猛禽類の定点観測会社(『重力ピエロ』の遺伝子会社みたい?ありえない会社パート2)に勤めているが、兄の死後、予知能力(十分の一の確率ってトコがミソ。百発百中じゃ嘘くさい)を手にし、兄とは違う方法、方向で世界を変えようとしていく・・・ところまでははっきり書かれてないので、もしかして続編アリ?フェードアウトしたマスターの行方も気になる。(でもマスターが主役はなしだよね・・・ホラー路線になっちゃうし)
まあ、いずれにしてもまだまだ先がありそうな気がする話でした。

テレビで伊坂幸太郎のこと『今話題のミステリー作家』って紹介してたのを聞いたことあるけど・・・???世の中ではこういうのをミステリーって呼ぶんですかね。

次は、ここんとこ少しずつ読んでいる恩田陸の『ネクロポリス(上)』。『夜のピクニック』はすんなり読み終わったんだけど・・・こういうのが本来の恩田陸の姿なのかな。彼女の作品は普段あまり読まないのでよくわかりません。何しろ登場人物が多すぎます・・・でも多分こーゆーのはゆっくり最初から読んでった方がいいんだろうな。少しずつ気長に読んでいきます・・・

昼食をとりながら、普段は観られない『昼ドラ』を観賞。
題名を見て驚いた。 『貞操問答』???
なんだそりゃ。原作・菊池寛。『真珠夫人』みたいなものかな。

多分大正か昭和の初めくらいが舞台になってるんだろう。
時代がかったセリフが多かった。
中でも気に入ったのは「女郎蜘蛛!」
牡丹と薔薇の「盛りのついたメス豚!」にはかなわないけど、
かなり連呼していたので覚えました。
実生活で使うことは無いと思いますが。
大浦龍宇一(銭形平次・大川橋蔵の孫)がイイ感じに年齢を重ねていました。
2時間ドラマあたりにもっと出てほしい。

ちょと昼寝。

起きて再びテレビ。
ワイドショーは和泉元彌のプロレスデビューを報じていました。
かなり久しぶりに見たけれど、なぜプロレスなんだろう。
最後に相手に飛びかかって頭にチョップを三回ほどくらわせていたが、
(もうこの時点で正視できない)
あんなもんで倒れるものなのか。
ミッキー・ロークの猫パンチぐらいに迫力が無い。
私自身はプロレスに明るくないのでよくわからないが、
プロレスってあーゆー人でもできるものなのかな。

別な時間にはレイザーラモンHGがインリン様(オブ・ジョイトイ)を
「フォー!ル」(ホントにこんな風に言ってたんです。私の芸風じゃありません)している映像を見ました。
もはやHGを止められるものは誰もいない。いつまで彼のブームは続くのだろう。
年末年始ぐらいかな。


かなり有意義な時間を過ごせました。
次にこんな日が来るのはいつだろう・・・





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Last updated  November 5, 2005 03:37:02 PM
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