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カテゴリ:TV番組
本日2件目の日記。
『アンテナ22』という番組で中村勘太郎・七之助兄弟の特集を見ました。 この番組、スマスマとかぶってるし、いつもホストとかキャバ嬢の話ばっかりなんで普段は見ないんですけど、(9時台にやってた頃は結構見てました。内容もよかったし。)今日は彼らが出るってことで久々に見ましたよ。 彼らの成長を追った番組は別の局で二十年位前から断続的にやってて、歌舞伎を知らなかった頃の私もよく見ていました。 だからかな、何だか他の役者さんよりも身近な感じがするんですよね。 ナレーターは大竹しのぶさん。ちなみに若い頃の勘三郎さんと共演したのがきっかけで熱愛の噂があったんですよね・・・ 小さいときの彼らはもうとにかくかわいい。それぞれ5歳と3歳で踏んだ初舞台。お父さんの言うセリフに合わせて一生懸命復唱するんだけど、音が入れ替わっちゃたり、稽古しながら居眠りしちゃったり。 お父さんの楽屋へ行った時、顔をつくっているお父さんに気づいてもらいたくて、鏡に向かってあれこれポーズしていた七之助くんを、勘三郎さんが振り向きざまにバシーンと平手打ちしたのはショックだったなあ~ かわいそうで涙が出ました。 『邪魔するな!出てけ!』 役者にとって舞台に出る前のこの時間は集中を高めるために大切なものなんでしょうね。 わが子とはいえ、そこは芸を伝承すべきものとして厳しくわからせなければならない・・・親であり、師匠でもある勘三郎さんもつらいでしょうね。 でも3歳ですからそんなことわかるはずもありません。 それでも泣きながらお父さんの背中に向かって「ひ、ひつれいいたしましゅ・・・」と平伏した七之助くんの姿にまた号泣。 でも勘三郎さん、最近は「あの頃あんなに厳しくしてゴメンな、あんなにかわいかったのにたたいたりしてゴメンな」と言ってきたりするそうですよ♪ 勘太郎くん(「くん」付けで呼ばせていただきます)は長男気質でまじめ。大きな心でいつもニコニコ、気配りの人ですね。 七之助くんも人当たりがよく、お兄さんとともにこれからの歌舞伎を背負っていく重要性を感じている様子。 だからこそ2月の事件は彼自身すごく応えたと思う。父親の一世一代の襲名披露に一緒に舞台に立てない悔しさ。自分でまいた種とはいえ、そのときの彼のつらさは大変なものだっただろう。 だからこそ今、改めて芸に精進し、歌舞伎を広めていこうという気持ちで一生懸命役に取り組むことができるのでしょう。 歌舞伎の伝統を守りつつ、歌舞伎以外のジャンルにも積極的に挑戦する二人を応援したいです。 と!いうわけで、1月6日に『新春浅草歌舞伎』に行ってまいります。 私にとって3回目の浅草歌舞伎、今年は特に楽しみです! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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