|
カテゴリ:歌舞伎
昨年9月に白血病が再発し、療養生活を送っていた歌舞伎俳優の市川團十郎さんが、5月歌舞伎座の恒例「團菊祭」で舞台に復帰されました。コチラ
一昨年、海老蔵さんの襲名披露の途中で、体調不良を訴えて緊急入院した團十郎さん。 「急性前骨髄球性白血病」と診断されてからの闘病生活は筆舌に尽くしがたいものだったようです。 一昨年5月、私が歌舞伎座の海老蔵襲名を観に行ったときは、梅玉さんが代役で出ていらして、梅玉さんもいいけど、やっぱり團十郎さんの福岡貢が観たかったな・・・と残念に思いました。 昨年の巡業で茨城に来たときにはちょうど「寛解」状態だった團十郎さんが「お祭り」の鳶を踊り、元気になって良かったなあ~と 「お祭り」は、病気からの復帰の時などに踊るコトが多い踊りなのです。 もう大丈夫なのかと思っていた去年、また入院され、今度は以前よりももっと強い抗ガン剤を使ったそうです。 その副作用で、皮膚がどす黒くなってしまったお顔が痛々しく感じました。 闘病を「無間地獄」と表現した團十郎さん。 ご自身が肉体的・精神的に辛いのはもちろん、看病する家族の方々も苦しかったことでしょう。 これから娘さんも日舞市川流の踊り手としてお名前を戴いたり、秋にはパリ・オペラ座での歌舞伎上演も控えているそうなので、お忙しいとは思いますが、体調に気をつけて舞台を勤めていただきたいなぁ~ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[歌舞伎] カテゴリの最新記事
|