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テーマ:映画館で観た映画(8573)
カテゴリ:映画
「犬神家の一族」を観てきました。 ストーリーについては何度も映像化されてますから、大体の方はご存じですよね。 何で今頃リメイクするのかとか、豪華な二時間ドラマじゃないのかとか、いろいろご意見あるとは思いますが、今回は富司純子さんと尾上菊之助さま(「斧琴菊」つながり)の実の親子共演によって、前回のものよりも感情的な深みが出たような(ファンの欲目か?)。 母は愛する息子のために連続殺人を犯し、息子は名乗り出ることも出来ずにその後始末をする。 お互いを思いやるあまりに起きた悲劇。 キャストについては松竹梅三姉妹はある意味スゴイ迫力でした。松子夫人の富司純子さんはさすがの貫禄。着物がホントにお似合いでした。先日新橋演舞場でお見かけした時にも思いましたが、いい年の取り方をなさっているなぁ~ 怖さで言ったら前作の高峰三枝子さんの方が怖かったかもしれないけど、富司さんにはプラス気品がありました。 菊さま立ち回りに感激♪男らしい菊さまもよいわ~そして声も~ 松嶋菜々子デカすぎよ!!!菊さまが小さく見えちゃうじゃないの!(怒) 他にもっと適役はいなかったのかしら。儚げな感じが全くしないのよ。 前作と同じ役、石坂浩二・加藤武・大滝秀治。まあこの人しかいない、って感じですよね。 まず石坂浩二ありき、なんだろうから。 でも大滝秀治って、一体何歳なんだろう。昔からあんな感じのキャラだからしみじみと考えたことがなかったけど。 前回の松竹梅姉妹のうち、高峰三枝子さんは亡くなりましたが、竹子さんと梅子さんがそれぞれ別の役で出演。老監督へのオマージュといったところでしょうか。 その他、キャストについてはココをご参照ください。 4月12日の日記 幼児虐待シーンはなくなってましたね。やっぱり時代に配慮してかしら。 でもあのシーンが小説の中では怖さを倍増させるんですけどね。(んでもってアレの跡で静馬を見分けるはず) ま、それを言ったら映画では時間の関係上描いてない部分なんか他にもたくさんあるので。 文庫本 コミックスはこれが一番 デジタルリマスター版 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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