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先週は、見た後にあまりにつらくなってしまい、記事もUPできませんでした。
オカンの姿に自分の父の姿が重なってしまったからです。 父のことについては、以前も日記に書きました。 今年は七回忌ですが、亡くなった日のことは今でも鮮明に覚えています。 6月のある日の早朝、父の看病に行っていた母から危篤の連絡が来て、そのとき息子を妊娠していた私と夫と一歳の娘とで病院に向かいました。 一週間前に見舞ったとき、もうほとんど口も聞けない状態だったので、次に病院へ行くのは父を迎えに行くときだと思っていました。 2時間半かかって病院に着いたときには、父はすでに死装束を着せられていました。 死亡診断書をもらった後、私たちは父を車に乗せて帰りました。 座ったままでは固まってしまうので、シートをフルフラットにして寝かせました。 その車は父が半年前に買ったばかりのものでした。 夫が「お父さんの車で迎えに行こう」と言い、実家に寄って乗っていきました。 父は、まさか自分が死ぬとは思っていなかったのでしょう。3年のローンを組んでいました。 父の遺影は、半年前に家族みんなで行ったグアムでのスナップでした。 ちょうどドラマのオカンのように、アロハシャツを着てニコニコ笑っていました。 その頃にはもう相当体がつらかったはずです。 思えばその旅行のとき、夕食のバイキングでソバと海苔巻きを少ししか口にせず、「お父さんこのごろあんまり食欲がないんだ」と言っていました。 親が自分より先に死ぬのは普通のことなのでしょうけど、自分の親に限って、というように考えているのはたぶん私だけではないはず。 でもいつかは必ず別れなければならないのですよね。 母とはいまだに口ゲンカしちゃう私ですが、「その時」に後悔しないようにしなければな。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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