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カテゴリ:歌舞伎
13日に見に行ったのに記事を書くのが今日になってしまいました(汗)
一、泥棒と若殿 松平成信 三津五郎 伝九郎 松 緑 二、天覧歌舞伎百二十年記念 歌舞伎十八番の内 勧進帳 武蔵坊弁慶 團十郎 源義経 梅 玉 樫左衛門 菊五郎 三、与話情浮名横櫛 木更津海岸見染の場 源氏店の場 与三郎 海老蔵 お富 菊之助 蝙蝠安 市 蔵 鳶頭金五郎 権十郎 和泉屋多左衛門 左團次 四、女伊達 木崎のお駒 芝 翫 中之嶋鳴平 門之助 淀川の千蔵 翫 雀 『泥棒と若殿』という演目は、山本周五郎原作の新歌舞伎(って言っていいのかな?)30年ぶりの上演だそうです。 お家騒動に巻き込まれ、荒れ放題の屋敷に押し込められている若殿と、その屋敷に泥棒に入った男との、奇妙な、それていて心温まる交流を描いたお話。 泥棒に入ったはずなのに、なぜか若殿の身の周りの世話をやいたり、若殿に食べさせる為に日雇い労働をしてお金を作ったり、ある意味本末転倒のおかしな男伝九郎。 松緑さんにはこういう軽妙な男の役も似合います。セリフをとちらなければもっと良いのだけれど(汗)。 私もここ1年以内で3回見てしまった「またかの関」勧進帳ですが、團十郎さんと菊五郎旦那の組み合わせで見るのは初めてなのです。 團十郎さんちょっと疲れてるかな・・・ そしてそして、私が一番楽しみ~にしてたのが海老菊コンビの「与話情浮名横櫛」。 海老蔵さん演じる大店の若旦那、なよなよとしたつっころばし風の与三郎と、菊之助さん演じる木更津の顔役の妾お富との運命の出会い。 見染の場は初めて見たのですが、海老ちゃんの新しい一面を見ましたね~^^ そしてビックリの演出が!何と、海老ちゃん与三郎と幇間が客席に降りてきたのデス~ 私の席はちょうど客席の間の通路側だったので、海老ちゃんがあれやこれやしゃべりながら私のすぐ右脇を通っていくのをガン見してしまいました^^ ああ~海老ちゃんも菊さまも美しい~目の保養だわね・・・ 「源氏店」では、いっぱしのごろつきになった与三郎、声のトーンもしゃべり方も変わってお富に再会するまでの苦労と恨みの3年間がにじみ出るような感じ。 与三郎を当たり役とした祖父十一代目團十郎をかなり意識しているのだろうな。 「ご新造さんへ」で始まる有名な台詞の辺りから歌うような感じの台詞回し、私は十一代目を写真でしか見たことがないけれど、きっとこんな感じだったんだろうなぁと。 おっと、菊さまのことが少なくなってしまったわ(汗)風呂上りのにおい立つような女の色気、良いですね~もっともっと磨いていってほしいです♪ 十一代目市川団十郎は「与話情浮名横櫛」を七代目尾上梅幸(菊さまのおじい様)としか演じてないのです。ぜひぜひこれも海老菊での新しい当たり役にしてほしいですね~ さて最後の舞踊劇『女伊達』、初めてなのに見たことあるような錯覚が。舞台装置が『お祭り』っぽいし、『神田祭』にも似てる感じがするな~ 芝翫さんが気風の良い女伊達を楽しそうに踊ってました。絡む門之助さんと翫雀さんも粋な感じ。 着物の柄がキレイだったな~舞台も華やかで良かった。 1週間もたってしまったので、ちょっと忘れてしまったトコも(汗)これからはなるべくすぐに書こう・・・言い訳ですがこのところなかなか書く時間がないのです(涙) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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