以下はベジタリアンに興味を持っている方だけが読んでください。
今 肉を食べている人たちにどうのこうのというつもりはないのです。
私自身 今まで たくさんの牛肉・豚肉・鶏肉を食べてきましたし、
卵も大好きで、毎日必ずひとつは食べていました。親にも 「☆☆ ちゃんは卵さえあれば幸せなんだね~♪」なんてこともよく言われて育ちました。
多くの私の知り合いは、「肉は食べないんだ」というと、「まぁ。いいんじゃない」と言って、受け止めてくれます。
でも、時には
「いろいろ難しいこと考えて大変なんだね~」とか 「頭でっかちだね」とか
「宗教染みている」なんてことも言われたりします。
確かにそうかもしれません。色々考えなければ、気がつかなければ、今も肉を食べていたかもしれないので。。。
なので、興味のある方だけに読んでもらえればと思っています。
ベジになろうと思った人たちの理由は、海外では 健康上の理由が一番多いそうです。
環境にもいいという話はよく聞きます。牛のげっぷの話や、牛が食べる膨大な量の草の話など聞いたことありませんか?
でも、私の場合はやはり、動物愛護が一番です。
卵は無精卵だから、一見 動物虐待をしていないようにも思えます。
特に放し飼いなどは。
私が、なぜ 卵を買わなくなったのか。。。
卵を産む鶏と 肉になる鶏は種類が違うそうです。
卵を産む鶏は、メスしか必要ありません。だから、生まれてきたオスはすぐ殺されてしまいます。圧死や窒息死だそうです。
狭い所に入れられた鶏達のストレスは相当なものなので、お互いにつつき合わないようにくちばしの先を切るそうです。
狭いケージ入れられて、身動き取れないまま卵を産まされ続け、卵を産まなくなればすぐに屠殺。
人間って、「凄いな」と思いました。 いい意味ではありません。
田舎暮しで 鶏を飼っていて、時折り卵をもらうのとはわけが違うと思いました。
豚は かなり大昔から、食料として食べられてきたようです。ですから、「家畜」っていうイメージがとても強いですよね。
以前ある養豚業者の方のコメントを読んだことがあります。とてもまじめに養豚業を営んでいらっしゃる方のようでした。
その方のコメントのなかに、「子豚が一人遊びをしてその姿がかわいらしい」なんてことが書かれていました。
「そうなんだ。そうだよね。子豚も子猫や子犬と同じように 遊ぶの楽しんだよね。」と
ふと思いました。
そして、また同じ方のコメントで「発育不良の子ブタを棒で叩いて殺す」というようなことが書かれていました。
動物愛護で育てているわけではないのですから、その世界では当たり前のことなのでしょう。
でも、正直複雑な心境に陥りました。
小さい時から、弱いものは守ってあげなさいとか、小さい子には親切にしてあげなさいとか言われて育ちませんでしたか?傷ついた鳥や小動物がいたら、そのままほっておくよりも獣医さんのところに連れて行ってあげる子供のほうが褒められますよね。
でも、豚は違うんですよね。家畜だから。
体が弱くて、なかなか育たない小さな豚は 商品価値がないんです。
今の私の身の周りには食べ物がたくさんあります。卵や肉など食べなくても困ることは何もありません。
家畜の置かれている過酷な状況は上記のことだけではありません。
知れば知るほど、恐ろしくなりました。
で、卵は、自分では全く買わなくなりました。卵料理も全くしなくなりました。
でも、クッキーなど頂いたものは有難く頂戴しています。外食で出てきてしまった時は他の人に食べてもらったり、たまに頂いています。
豚肉に関しては 全く食べなくなりました。というより、食べれなくなりました。
ポークエキスのようなものが入っているものも勿論食べれなくなりました。
私一人が食べなくなったからといって、世の中どう変わるというわけでもありません。
この先 ずっと 肉食は続いて行くでしょう。
でも、
せめて、日本でも 肉を食べないこと(食べれないこと)・ベジタリアンが普通に認めてもらえる世の中に早くなってくれたらと思っています。
ベジタリアンにちょこっと興味のある皆さん 読んでくれてありがとう♪
★ベジタリアンに興味がある方はこちらのサイトもご覧ください → 菜食のすすめ
★ベジタリアン (Vegetarian) という言葉は、「Vegetus」というラテン語で、「健全で生命力に満ちあふれて元気な」という意味。良く誤解されるようです(私も以前は誤解していました)。
Vegetable(野菜)から由来したものではなく、ベジタリアンは健全で活力に溢れた元気な人と言う意味です。
犬とは全然関係ないけれど。。