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   元局アナがススム道             ~アナウンサーからライターまで~ 

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2007年12月06日
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なんとも、贅沢な…
なんとも、もったいない…

この1週間で、2つの舞台を観てしまいました。
そして、どっちもホントに良かった。
あたし・・・って しあわせもの・・・・だわ。・・・・・と思うのでした。

「君の趣味はいいよね。観たければいつでも観られるだもの。チケットさえあれば」

釣りが趣味の人にそう言われたことがあります。
「えぇ~釣りの方がいいよ~いつでもできるんだもん」
と、言い返したものの、
彼は言います。
「釣りたくても、釣りに行けない
 行っても 釣れると限らない。
 釣りたい魚にも 時期や場所があるんだぞ」
あ~~~そうでしたか。

でもね、舞台だっていつも観たいものがソコにあるわけじゃありません。
必ずその注目舞台を観られるわけじゃありません。

とはいえ、まぁ・・・時間とお金さえあれば、がんばれば観られないこともないので、
よくよく考えると、釣りよりはいい趣味なのかなぁ・・と思うこともある今日この頃です。

帝国劇場での「モーツァルト!」
ミュージカル界のプリンスと呼ばれる(!) 井上芳雄主演。
それに、市村正親、山口祐一郎 というミュージカルの大御所が脇役を固め、
アンサンブルの1人まで気持ちいいい舞台でした。
いつかは子供は親離れをするものよ・・・と
独り立ちを薦める男爵夫人に、元宝塚トップの 香寿たつき。
これが、素晴らしかった。
所作も見事ならば、歌声はピカイチ。
包容力のある、聴くだけで涙が出てくるようなやさしい歌。
全身 鳥肌がたちました。
5年前にこの初演を観たときには感じなかった この舞台の良さ。
演出もこなれ、井上芳雄くんも成長し、そして男爵夫人の歌声。
これが、最高の舞台となったキモでしょう。

一方、
ぜ~~~~んぜん毛色が違う、大衆演劇、明治の演劇人
川上音二郎とその妻川上貞奴を主人公にした
三谷幸喜書き下ろし新作
銀座・シアタークリエ こけら落し公演「恐れを知らぬ川上音二郎一座」
これも、見事でした。
息をもつかせぬスピード感あふれる舞台運びも見事なら、
ユースケ・サンタマリア、常盤貴子、戸田恵子、堺雅人
堺正章、浅野和之、今井朋彦、堀内敬子、阿南健治、小林隆
もうもう・・・三谷作品に欠かせない人たちプラス
おみごとな舞台人の皆さんが、それぞれに光る舞台。
誰一人欠けても絶対成り立たない舞台。
実話でもある、音二郎一座のボストン公演の模様を面白おかしくあっという間の3時間。
「ヴェニスの商人」もあれじゃなぁ…“スチャラカポコポコ”ってセリフあり?
それもこれも、彼らだから。笑い転げさせていただきました。

う~~ん。

舞台というものは、その時間だけは別世界に連れていってくれる魅力的なもの
舞台というものは、感動・笑いを存分に味あわせてくれるもの。
なんだか、忙しい、忙しいってばたばたしている生活の中で
ふと、人間の本来の心を取り戻してくれるもの・・・ちょっと大げさかな?
そんなものだと思います。

感情移入できない人もいて、苦手な人もいる。それもそれでいい。
嫌いなものを無理して観ることも無理やり感動させられるのも困るでしょうし。

私はやっぱり、ミュージカルもストレートプレイも好き。

今年もあと少し。
贅沢な気持ちにさせてもらい、ちょいと別世界にも行かせてもらったので
ここらで、あとひと踏ん張り、がんばるとしましょうか。

そんな気持ちにさせてくれる・・・芝居はやっぱいい。

今日は独りよがり・・・な日記でございました。





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最終更新日  2007年12月07日 18時45分44秒
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