パニック障害との日々

昨日 絵について話していたのですが

作品を見て思った事を言って欲しいと言われて
正直なところ戸惑いました

最初は答えを言ってしまいそうな気がして 言葉を選んでました

でも 絵を見ながら話している内に

自分が高校や予備校時代に先生達が私に言ってた言葉は
今の私は理解して答えだとわかっているけど

この作品を描いてる今の彼女にとっては
まだ答えではないのだと…

だから 途中からはためらわず言いました

いくつか話したうちの一つに
【影に色がない】と私は言いました

彼女がどんな自分なりの答を出すのか楽しみですが

人生相談を兼ねた絵の話は おもしろいと言うか
話しやすいですね


そこにあった白いティーカップに 写り込む
スプーンやお皿 テーブルからの反射する色
天井からの照明

もっとみると
そこにうつる自分の姿や 服の色も見えてきたり

影には沢山の色がある


それは人生も同じで
周りにいる沢山の人と 響きあい影響しあい ながら

なぁ～んて
エラソーに話してたけど

彼女にとって必要な情報なのかどうか

こんなに詰め込んだら
考えすぎて煮詰まってしまわないかと
心配しながら加減しながらも

聞きたがるので語ってしまいました (笑)


心友とは昔よくこんな話を延々と毎日語りあいましたが

もう何十年と人にこんな話はしていません

私
たぶん 心のどこかで
人の絵をマジマジと見ることを避けてたかもしれないと 気がつきました


壁にぶつかった時
私はいつも自画像を描いてた
ダイレクトに自分とトコトン向き合えるから


今の私なら 瞳に写る自分の姿すら描きこんでしまうかもしれない