パニック障害との日々

お店の設計をしてた時

私はその現場を見た時の第一印象を大事にしてました


時々遠方からの依頼や
建物から新店舗の場合だと
図面だけ渡されて
プランニングしてとか言われるんですけど

そう言うのは全然イメージが沸かなくて すごい困りました

周りの環境やら建物から全体図を見て
お客さんがどこを見て
どう流れていくのか？とか色んな想定をします

人は９割同じ行動をして１割が個性なんです

大体の事は想定がつく
後は子供の目線の高さとかに気を付けたり



お店と言うのは
顧客さんばかりではなく 新規の方もドンドンふらっと入ってきて欲しいですよね ？


パッと見たときの第一印象って 大切だと思うんです

【顔】の部分ですから

私が担当したお店は
何百万から～憶まで色々あります

大手さんが多かったですが

フランチャイズ等で初めてお店を持たれる方もいらっしゃいます

脱サラして家一軒建てれるくらいの金額を投資する訳です

不安ですよね色々と



設計する立場って
素人さんの何となくなイメージを図面や絵にして

玄人の職人さん達に伝えるソフトウェア～ハードウェアまで幅広い知識が必要な仕事


極端な例えで言うと
漠然と「山みたいなイメージで～」 とか

「○○の国の○○みたいな感じ」とか マニアックなイメージもある


知らないことであれば調べたりしていくので
必然的に色んな知識を身に付けるわけです



お客さんのイメージを沢山聞き
時にはその場で絵を描いたりしながら説明したり 聞き取ったり

この人の「ちょっと大きい」の感覚は どんなもんかな？とか
世間話を交えたりしながら相手の事を知ろうとする



その人にとって 一生の内に一回あるか２回あるかどうか

家を建てるとかお店をもつと言う事はそれなりの覚悟がいります


私もそれなりの覚悟で引き受けるわけです
このお店に人生をかけてる人がいるんです

それが私にはかなりのプレッシャーでした

人生請け負い人ですもん

中途半端な知識や気持ちでは受けられません



そんな仕事を７年くらいしてたんだなぁ～と
今日ペンキ塗りながら思い返していました

私時々
心理カウンセラーになろうかな？って思うときがあるんですけどね

人の話を聴き
受け止めるって事は
ものすごい大変な事だってわかっているから

やっぱりやめようって 思うんです


だからかな？

あんまり人の話を聞かない？聞けない？ようになりました(笑)

聴こうとすると拒絶反応なのか？
意識が飛びます