パニック障害との日々

私の知り合いや 友達に
婚約してて
結婚間際にドタキャン した人は 何人もいて

共通の理由は
「他に好きな人ができたから」

その出会いの事とか
一目惚れだの
運命の出会いだとか
すごく美しく語る

まるで夢のようだった とか
何だかんだ とても素敵な話のように 美談として語るのだけど


私は いつも思う

「で？その婚約破棄された相手の気持ちは？大丈夫だったの？」と聞くと

必ずこう答える
「もちろんたくさん慰謝料とか払ったよ～そこまでしてでも一緒になりたかった」


イヤイヤ
おいおい
私が聞きたいのはそうじゃなくてさ…

相手は落ち込まなかったのか？
泣かなかったの？
自殺するとか騒がなかったの？

心のケアは？

と聞くと 「さあ？」


あ"？
さぁ？って何？ さぁ？って!!

会ってないし 知らない

謝罪は金だけかよ!

お金さえ払えば済む話なんだ…


私はそんな人と結婚しなかった婚約者は幸せだなって思いました



昨日の飲み会で 既婚者はいくら素敵でも嫌だわって話で

部長が 「好きなら奪え」みたいな事をほざいた


心友は すかさず言いかえしました
「人の不幸の上に成り立つ幸せなんて無いし誰かを不幸にしてまで幸せになりたいなんて思わない!!」と
力強く言いました

その台詞は私が２０年前に
心友に耳にタコができるほど さんざん言い続けた台詞です

あの頃
恋する乙女だった心友には 馬の耳に念仏 状態で

心友は Ｏ型だから？なのか 人の話を聞いていないのか？ すぐ忘れるのか？

昔っからそんな感じなので

しつこいくらい何回も何回も私は言い続けました

人の不幸の上に成り立つ幸せなんて無いし
誰かを不幸にして幸せになんかなれない

奪ったら奪い返される

自分がしたことは いつか自分に返ってくる

結婚したら 浮気されても文句は言えんし

そのツケは自分の子供に返ってくるかもしれない

それでもいいの？



あれだけ忘れっぽい彼女が

その台詞を言ったのを聞いたとき
私は何だか胸が熱くなりました

嬉しかったです

その言葉をしっかり胸に刻みこんでくれてたのだな
と


あの時に諦めず言い続けて良かったと思いました