パニック障害との日々

Facebookの友達の写真に
見覚えのある器が写っていて
このお店はもしかして？と 見てみたら 昔 東京で行ったベトナム料理店だった


ここに行ったのはもう１１年前の事～

東京のど真ん中で こんなに長年ベトナム料理ブームが去っても まだ続いてるなんて さすがです



重度のパニック障害で倒れて
入院が必要と言われていながらも 「仕事をしなければ…」 と 薬を大量にのみながら

家で毎日毎晩泣きながら
フラフラになっても しがみつくように働いてた

Drストップがかかってるにも関わらず言うことを聞かず

立ち上がるのもやっとなのに 東京にまで出張してた

設計分野に執着もなかったし
その分野で名をはせようなんて みじんも思ってない私に
とんでもない仕事の話が舞い込んできて

私なんぞでは お役には立てない と お断りした
けど

よほど人がいなかったんですかね…

超有名なフレンチ料理会のシェフがプロデュース の ウェディングレストラン店の設計担当として

わたしが
やることに
なってしまった …


全国に何店舗も大きなお店を持つシェフ


仕事バカできた私には
料理の世界の事は全くの無知で
そのシェフの経営しているお店の数々を 実際に周り 見てみると

益々私なんかじゃ到底無理です～としり込みしてしまう

だってだいたい そのお店の単価がケタ違うし～
(￣▽￣;)
自腹ではとても行けません

知れば知るほど
やっぱり私じゃあ無理です と 何度も断った

私にとって設計は 単なる生きるため食べていくためのライスワークであって

ライクワーク(好きな仕事)でも ライフワーク(生活の一部)でも無かったから

食べれるくらいの収入で十分です と言う程度の 分際で
そんな荷の重い仕事 無理です～ って


逆に薬のんでたから 何とか脳を騙して
やれたようなものの

正気の沙汰では 逆にやれんかっただろうな～



本当に夢のような世界でした
セレブとかお金持ちって本当にいるんだと 間近で見ても 実感がわかず…

今でもあれは 夢だったんじゃないのかと 思うけど
名古屋で私が担当した そのレストランはあるし

そのシェフのお店も 存在してる

お店の名前がギリギリまで決まらずに 最終の新幹線に乗れず
予定外の泊まりになったのも 覚えてるけど

あの仕事は本当に貴重な経験だった

この仕事は私には分不相応だと 本当に思った
募集したらやりたがる人はいくらでもいただろうに…



今もそんな感じ
ここの場所でお店をやりたい作家さんなんて山のようにいるだろうに…

生きていく為だけに ただリハビリとしてやってる私が
ここにいて良いんだろうか？と


どちらも ありがたい事ではあるのだけど

猫に小判と言うか…

です…

ホントに (¨;)

なんか目指して
その分野で頑張ってる人に対して申し訳ない気分です



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