パニック障害との日々

この間 お釈迦様の話を読んだ

お釈迦様の事を良く思っていない人が
お釈迦様のまえでさんざんひどい言葉を投げかけ続けた

お釈迦様は じっと聞き
でも何も言い返さず そのままだった

ひどい言葉を投げ掛け続けた人は疲れはててしまった

お釈迦様は逃げもせず
言葉を 耳には入れたが心にまでは受け入れなかったのだそうな

跳ね返ったその言葉は投げ掛けた本人の元に帰り
言った本人が虚しくなった と言う話



とある人が
Twitterで「精神疾患のある人が増えているのは感謝の心がないからだと 言うのがうなずける」 とつぶやいていた

そう言う学者 や先生方の言葉を鵜呑みにして
単なる受け売りで言っているのだろうと分かっていても

一くくりに精神疾患のとされ

そう言う勘違いをされている事が悔しくて

でもここで反論したら ダメなんだよな… と 思うけど

お釈迦様のような強い心にはなれない…

感謝の心
太陽や雨 風 全ての生き物 に 価値や意味がある

それを知っているからこそ
自分の価値や存在の意味を問い続けてきた

冬の寒さも夏の暑さも異常気象も
台風も地震も 自然災害ですら必要だから起きる事

そう思える私にも
感謝の心がない？


私が見ている限り
そう言うことにイチイチ不平不満をもらしている人の方が
よっぽど感謝の心がないと思うし

そう言う人の方が神経が図太くて
健康で元気に過ごしているように見える

自分の感情に素直な人の方が 病気になりにくい気がした

不平不満を堂々と 誰に遠慮することもなく吐き出し
感謝の心どころか義理人情にも薄く
人の顔色やどう思われるか関係なく
自分の思うがまま ワガママな人の方が精神疾患にはなりにくい

だから私は いま好んでそう言う人達を観察し

真似できることから取り入れるようにしている


どこのお偉いさんが言ったか知らぬが ホントに
「感謝の心がないひとが精神疾患になりやすい」と言う言葉を撤回していただくか

何かしら ちゃんとした定義をつけて
精神疾患に対して無知な 人達にもわかるよう
ちゃんと言葉を考えて発してほしい

その安易な言葉に傷つき 心を痛め

自分は感謝の心がない人間なのか？と 落ち込み

下手をすればそれで 誰かしらが命を落としてしまう可能性も あると言うことを
わかってきただきたい