あたたかくやさしい世界に向かって　　　　　　　　　　　　　　　　　　～ぽめママの気づきの日々～

金曜日は、

わが部署の元トップの方の、最後の送別会で、

たっくさんお話して、食べて、

最後はカラオケで盛り上がり、

家に帰ると日付が変わっていました。

土曜日は、ものすっごく仕事が忙しく、

夕方からは吹奏楽の練習。

今日はヘトヘトで、

ずーっと眠って、ようやく元気を取り戻しました。

吹奏楽団では、

来年の定期演奏会の選曲がもう行われ、

その中に、

ストラヴィンスキーの「火の鳥」がありました。

You Tubeより→

Pommersfelden. in 2008　火の鳥 3-3

３分くらいしたところの、

ホルンのやさしく高らかな音が、とても心に響き、

涙がにじみました。

前半の、重苦しく、灰色の色彩のない世界から、

再生、よみがえりを果たし、

荘厳で華やか、生を高らかに歌い上げる様は、

悲しみや苦しみを味わいつくし、

それをすべて焼き尽くして、

そこから新たにみずみずしく、

また輝く世界を創り上げる再生の物語を感じて、

自分の心も昇華され、

とてもしあわせに思いました。

奇しくも、他の曲に、

ディズニーのファンタジア２０００もあり、

その最後がやはり、「火の鳥」でした。

これもYou Tubeより→

Disney's Fantasia 2000 - Firebird

ファンタジアの鳥の精が、火に焼かれて、

まわりがすっかり灰色の世界になってしまったのを

涙するのにとても悲しくて、

いっしょに泣きました。

でも、友達のシカがずっと見守ってくれ、

もう一度、世界を緑いっぱいにしていく様子に、

とても感動しました。

わが地方の新聞の折込には、

毎月「フェニックス」という冊子が配られ、

今日ちょうど目にして、

度重なる再生、蘇りのメッセージに、

胸が熱くなりました‥

今までの自分の心のあちこちの部分が灰色で、

その中にいくら綺麗な花を咲かせようと

ぽつぽつ頑張っても、

いろんなゴミのようなものもたくさんあって、

いっそのことすべて焼き尽くし、洗い流して、

きれいさっぱりとなって、

新しく美しい世界を創り上げるように

励まされているようにありありと感じて、

また涙がこぼれました。

火の鳥が、見守ってくれている。

とてもありがたいと思いました。