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テーマ:心のかたち、人のかたち(952)
カテゴリ:暮らしの中で
そのそばで、編み編みしました。 お母さんの気持ちがちょっとわかったり、 また、介護をされる人の気持ちも、 何となくわかる気もしました。 どこに出かけることもなく、テレビも音楽もかけず、 ただ家事をして、そばでレース編みをしていると、 このままの状況を素直に、すっと受け入れていました。 ただ夫婦や愛犬ミルクといられるよろこびや、 だんだんレース編みが美しい形になっていくよろこび、 食べることができて、住む家もあるし、 今あるものがありがたく、 それを活用したいと思いました。 自分は嫌われているとか、落ち込むことが多かったけど、 別に嫌われているとは限らないし、 こうしなければいけないと、 様々なことに制限を設けてしまってきたな‥と、 しみじみ思いました。 自分の内側もじっくり見つめることもでき、 今まで後悔したことや自分をダメだと思ったり、 いろんな批判をしてきたことも、 思い込みであり、 別の見方ができると思いました。 今あるものに集中して、 その状況を活かしていけばいい、 こんなことができる、いいことがあると、 発想を転換することができたのが、 とてもうれしかったです。 その間は集中して考えなければいけなくて、 たびたび黙り込みますが、 その時は話しかけても返事ができないので、 「今考え事をしている」という合図に、 人形の像を立てることを、ダンナは思いつきました。 今は考え事をしていない時に、それを寝かせて、 1日に何度も立てたり寝かせたりする姿が、 何だか笑えました。 内側の対話が促進されて、 豊かな時間を持つことができたのも、とても幸せです。 トイレで 「だれか助けて!私を助けて! 今のこのいやな時間から連れ出して!」 と叫んで、 トイレの中にその叫びを置いて、 何食わぬ顔で生きていました。 それを遠くで心で感じ取った人がいて、 それを心の深いところからどうにかしたいと強く思い、 その後、不思議な出会いをして、 会った途端、お互い特別な絆を感じ、 また、自分の本当の気持ちを悟るところが、 とてもじーんとしました。 知らず知らず、縁ある人に伝わり、 いずれ必ず結びつくことも、 自分を振り返ってみても、 もしかしてそうなのではないかと心当たりもあって、 すごく感動し、 悲しくてもつらくても、 いろいろあっても大丈夫なのだと思いました。 確かに結びついたら、 過去の悲しみは不思議と消えたことも、 すごく癒されました。 縁ある誰かと支え合って生きているのだな‥と思い、 心があたたまりました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.08.14 23:27:10
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