あたたかくやさしい世界に向かって　　　　　　　　　　　　　　　　　　～ぽめママの気づきの日々～

百魂百色




日本の神様カードの著者が書かれた、初エッセイ集。



日本の神様が結ぶ、

スピリチュアルな世界について書かれてあって、

とても惹かれました。

随所に、うんうんとうなずいたり、感動したりしましたが、

中でも、

わたしたちは過去と思っていることの９５％は、

事実ではなく、

自分で脚色したり思い込んだりしていることだ

というところに、

とても共感を覚えました。




子どもの頃からそうなのですが、

わたしは、自分一人が

まわりと違う記憶を一瞬持っていることが多くて、

それは、自分で想像して

それを本当のことと思いこむことが多いからか、

また、自分だけがほんの一瞬だけ、

別の平行世界に飛んで経験するためなのかわかりませんが、

とても不思議に思ってきました。



昨日もダンナに、

想像力があり過ぎるからなんじゃないかと

指摘を受けたばかりで、

昔から、

事実とは違う記憶をよく持っていると言われました。




「自分が見ている相手の姿は、事実ではなくて、

自分の創り出した、いわば亡霊のようなもので、

わたしたちの記憶は偏見に満ち、

期待と誤解と選択によって、

事実とは程遠いものになっている」

という言葉に、とてもハッとし、

かえってスッキリして、

思わず力が抜けて笑ってしまうほどでした。




深刻に悩んだり、恨んだり、

こだわってきたことも、

そのほとんどが自分で作り上げた幻想であり、

それに力を与えているのは自分であるから、

それに気づくことによって、自分で変えられるのも、

力が湧いて、うれしく思います。



自分には価値がない、愛されない、

認めてもらえない、

傷ついた感情を味わいたくない、

孤独を感じたくないと、感じている

自分の感情を感じなくてすむように、

無意識に作ってみたものだけど、

その味わえなかった感情は押し込められ溜まっていって、

いつか爆発するかもしれない。



それを、安全な場所と方法で感じて、

解放しようと思いました。



そうするたびに、自分の見方も変ってきて、

心身が軽くなって、より自分らしくなり、

自分を好きになれます。




わたしたちは、

どの人も独自のバイブレーションを持つ個性的な存在で、

その本来の輝きと波動で生きていきたいと思います。




＜引用＞

宇宙が生まれたとき、私たちの魂も同時に誕生しました。

今、私たちの肉体に宿っているこの魂です。

ただひとつの源（ソース）から生まれた魂たちには、

ひとつとして同じものはありません。

十人十色とはよく言ったもので、

百魂百色（ひゃくたまひゃくいろ）、千魂千色‥。

この「私」という存在は他の誰とも違う、

創造におけるたったひとつのユニークな存在です。

ユニークだからこそ、

存在するだけではかりしれない価値がある。

この宇宙のどこに行っても見つからない、

最高のレア物、

私たちは素数なのです。