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ポムブログ~ポム・スフレの名曲大百科

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2008.06.04
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テーマ:洋楽(3357)
カテゴリ:音楽雑談
ロックンロールのパイオニアのひとりであるボ・ディドリーが、2008年6月2日に亡くなった。
南部フロリダ州の自宅での死去。享年79歳。
昨年5月に脳卒中で倒れるまで、ライヴ活動を続けていたという。


----昨日、夜遅く帰ってきた途端、こんなニュースが飛び込んできて、びっくりした。
ひゃ~、まだ生きてたんだ……もとい、またひとり巨人が逝った事に感慨を覚える。
普段から、音楽そのものを熱心に聴いてるわけではないし、"ロックのお勉強"という形でこの人にたどり着いた自分だが、その偉大さは充分に理解できるつもりだからだ。

1928年、ミシシッピ州生まれのボは、シカゴに移ってからギターを習い、十代でストリート・ミュージシャンとして活動。
55年にデビュー・シングル「Bo Diddley/I'm A Man」が大ヒットし、一躍スターの座を獲得する。

ワン・コードでゴリ押ししていく楽曲スタイル、乾いた音でガサツにかき鳴らしていくギター奏法は、シンプルにしてパンキッシュだ。
ドスの効いた歌声もファンキーで迫力に満ちている。
そして、彼の生み出したボ・ディドリー・ビート(ジャングル・ビートとも言われる)は、後のロック系リズムにおける、ひとつの雛形となった。

この人と同期でもあるバディ・ホリーは、ボ・ディドリー・ビートを下地にした名曲「Not Fade Away」を歌った。
ローリング・ストーンズは'64年のデビュー・アルバムで、その「Not Fade Away」と、ディドリーの曲である「Mona」のカバー・バージョンを収録している(英盤と米盤でそれぞれ内容が違うが)。
ちなみに、僕が行ったストーンズ来日公演('95年)のオープニング曲は、なんとその「Not Fade Away」だった。
場所は東京ドーム。
場内が薄暗くなり、歓声が飛びかう中、あまり良くない音でズンドコしたビートが響いてきたことを思い出す。
また、ボ自身もロン・ウッドを引き連れて来日したこともあるのだが、それはストーンズが初来日を果たす以前にして、もう20年も前になる1988年の事だ(同時期にはミック・ジャガーもソロで来日している)。

他に、ディドリー・ビートを取り入れた曲としては、The Whoの「Magic Bus」、ブルース・スプリングスティーンの「She's The One」、U2の「Desire」、ジョージ・マイケルの「Faith」、Primal Screamの「Movin' on up」などが有名だろう(←古い曲ばっか…)。
邦楽では、大瀧詠一「1969年のドラッグ・レース」や山下達郎の「アトムの子」などにディドリー・ビートが取り入れられている。
ロックやポップスのみならず、ヒップホップ系への影響も見逃せないだろう。

ブチメガネと長方形ギターが印象的なこの人は、チャック・ベリーやリトル・リチャードほどの知名度はないかもしれないが、ロック創世記における重要人物であることに違いはない。
ドタバタするディドリー・ビートは、人間の原始的な高揚感を呼び覚ますリズムだ。
多くの人にカバーされた「I'm A Man」は、ロック・ファンなら何らかの形で聴いたことがあるだろう。

長い間お疲れさまでした。
先に逝ってしまったどんと(ボ・ガンボス)と一緒に、楽しくセッションをやってください。


つーコトで、ディドリー三連発!
「Bo Diddley」はこちら(MCはジェームス・ブラウン!)。
「I'm A Man」はこちら
「Who Do You Love」はこちら


R.I.P Bo…星





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Last updated  2008.06.04 15:27:24
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