Weezer 「Green Album」
ワタシはいわゆる"パワー・ポップ"ちゅうのが大好きである。パワフルなギターサウンドにポップなメロディ、それでいてどこかB級臭い…そんなバンドになんか心惹かれるのだ。考えてみればウィーザーってのはまさにそんなバンドだ。サウンド、メロディ共にこういうバンドってインディに掃いて捨てるほどいそうな気がするんだけど、なぜかウィーザーはやたらと人気が高いような。リヴァース・クオモの(Vo,G)の醸し出すヘタレっぽさが多くの人の琴線に触れるのかなあ…?2001年に発表された『Weezer』は、通称"グリーン・アルバム"と呼ばれる彼らの三作目のアルバムである。プロデュースはCarsのリックオケセイック。「Don't Let Go」、「Photograph」、「Smile」、「Simple Pages」など、ヘヴィなギターサウンドとリヴァース・クオモ独特のポップな泣きメロが見事に融合した彼らの代表作だ。「大傑作!」って程のものじゃないけどミョーにひっかかるものがあるし、なんとなく愛嬌あるジャケットも含めて愛着のある一枚なんだよねぇ、コレ。少なくともパワーポップ系の音楽が好きな人なら聴いておいてもソンはないんじゃないかと。つーコトで「Don't Let Go」「Photograph」、「Hash Pipe」の三曲を聴いてみよう。ここをクリック!