真っピンクの表紙と「美人画報ハイパー」という題名に惹かれて買ってしまった安野もよこさんの御本。

元々美容雑誌に掲載を抱えていたから見てはいたもののちゃんと読んだことなかったの。

内容はすごい。腸洗浄、プラセンタエキス、ヒアルロン酸注射、叶姉妹の取材等、美に関する情報満載。結構前の本なので今はプラセンタもヒアルロン酸もメジャーだけど当時（といっても2年位前）にしては身を削っての人体実験体験談が書かれている。

しかも元々漫画家（だよね）だけあって挿絵が満載でイラスト見ているだけで楽しい。兎にも角にも、この人、美意識が高い。いいものと聞いた時点で美容ケア用品を買い漁る。本人曰く、原稿の締め切りに間に合わす為、それは過酷な生活を送っており、買い物がストレス解消の手段らしい。

しかもお金もあるからありとあらゆる先端品を試しており、使用心地を書いてくれている。例えば「最初よかったけど持続せず。」とか「劇的変化なし」とか。お金を化粧品メーカーから貰っておべっか書いている雑誌より、よっぽど信頼性が高いコメントしてるの。文章もとっても上手。

読み終わることには大体よい製品の目星がつく上に、自分の怠慢さを反省し、少しは食事に、美容に気をつける意識が高まる。

ご本人はいろんな化粧品試しまくっているせいか、これぞってのを見つけてないみたいなのが気になるが、美容に関心のある女の子は読んで損はないかも。