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カテゴリ:実家の庭
カモミールが花盛りの頃は、庭中がほのかな林檎のような香りで溢れていました。
ここ最近の雨に打たれ、花びらも散り、そろそろ終わりの時が近づいてきています。 一昨年くらいまでは、自分の生き方に疑問や後悔を持たずに生きていました。 みなが当たり前のように考えることも特には当たり前とも思わず、わたしにはわたしなりの生きたい生き方がありました。 それで満足でした。 いまはいったい自分がどういう生き方をしたいのか、わかりません。 なりたかった自分にはなれず、これからそうなるんだという気概も今はない。 そして何より能力もない。 それならばと、今さらみなと同じことを望もうとしても望めない。 今までの自分の生き方の代償だけれども、それがいかに大きなものであるのかをひしひしと感じています。 今までは何とも思わなかった自分の姿(生き方)。 満足だったし、どこかしら無意味な自信もあった時もありました。 けれど今さら気づいてみれば、平々凡々な人生のくせに“普通でない”自分の姿が情けなくて仕方ありません。 わたしなりの満足と幸せ、わたしは私、と何の迷いもなく再び言えるまでは、すこし時間がかかりそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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