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2024.07.24
カテゴリ：我が家の池と庭
2024年、夏。私は日本の夏の暑さから逃げ出した避難民です。
でも最近のドイツは日本を思わせるように蒸し暑くなる日があります。  我が故郷のブロ友さんが、毎日ゆでだこになっているとメッセージを送って来ました。ニュースを見たら横浜は最高で36度、湿度82％ですって。こんな気温では私は死んでいますね。1973年の夏、アングルベルガー隊のルカのお陰で元気を取り戻し、川崎の会計事務所で働いていた時、そんな日がありました。頼まれて、歩いて行ける範囲の顧客に書類を届けに行く最中、熱気の反射するアスファルトの道路上でふらふらと倒れる寸前になりました。あれはきっと熱中症になり掛けていたのでしょう。息が出来ない程苦しくて、もうあんな思いは沢山です。当時は日射病と言っていて、小学生の頃、学校の朝礼でも倒れた生徒がいましたっけ。 現在、気温28度のドイツの私の所でも日向では38度もあって、５秒もすると肌が焦げる様なピリピリする痛さを感じます。  なので生き返るためにはすぐに日陰に避難してホッと一息洩らしています。今日の湿度は40％らしい。 ある時、テラスの日陰でぼ～っと上空を見上げていた時、お隣さんの庭に生えているもみの木の先端で、時々太陽の陽を受けてキララと輝く幾つかのカラフルな閃光が走るのに付きました。  この写真ではわかりませんが、望遠鏡で探ると、それは取り外すのを忘れたらしいクリスマスのガラス玉らしいのでした。鋭い光は反射光でした。テラスの前のもみの木がまだ小さな時に飾られて、幾つかが気が付かれないまま育ってしまい、あんなに高いところにまで行ってしまったようです。この発見は私だけの愉快な秘密にしてあります。そして風が吹いて枝の間に赤や緑の小さな輝きが一瞬の間見える時は一人でニンマリと笑うのです。 さて、養老年金受給者になった今、こんなに暑くては何もやる気を起こさなくて良いのです。ただし仲の良かった友人が来る時はいきり立って手の掛かるケーキを焼いてはテラスでの楽しいお茶の時間を楽しんでいました。  いつかekさんともこんな時を過ごせることを願っていましたが、彼女は私を置いて先にライニーさんを迎える為に虹の橋の国に逝ってしまいました。去年の夏はブロ友だったRyoさんがリア友としていらしてくれましたが、二人で出かける事が多くてこんな風にケーキを食べる時間はありませんでした。でも次の訪問にはもっと素敵なケーキを焼けますように。 この時期はまた春に生まれたオタマジャクシがカエルになって庭のあちこちに出没しています。  残念ながら大きな声で鳴く綺麗な緑色のカエルちゃんではありませんが、この子が蚊をパクっと食べるのを見ました。 先週の土曜日に息子がガールフレンドと一緒にバーベキューに来ましたが、夕方になっても殆ど蚊が出なかったのはこの子達のお陰かもしれません。 バーベキュー……、実は牛ステーキとイベリコ豚と鶏手羽でブルゴギをしたのです。昔は韓国レストランで焼肉が食べられたのですが、今では店のテーブルで火を使う事が禁止されてこんな風に食べられなくなってしまいました。だからこのブルゴギは大成功でした！  しかし、この暑いのにバーベキューとは……けれどテラスに扇風機を置いて、緑の日よけシェードを掛けて、冷やし中華もイチゴアイスも作って、満足のいくおもてなしが出来ました。  ……しかし、やはりこんな暑い日はやっぱり涼しい北側のお部屋でアマゾンプライムでテンションの上がるビデオを見ているのが一番なのじゃ～。 今年の春に足の手術をしたゲオルクさんはリハビリ療養のためにバードイシュルに滞在していました。 バードイシュルはアルプス方面に行くときに素通りしただけでしたが、タイマー隊のブーハハ君が開業医としてクリニックを経営しているはずです。ゲオルクさんはその街がとても気に入っていて、ここ何年かはそこの療養施設を利用しているそうです。思いも寄らず、今年もまたそこからのお菓子が届きました。  「これは試食みたいなものだからね。一番良いのは君が直接イシュルの街に行ってツァウナー洋菓子店を訪問してみる事ですね」 いいですね～。ここではお隣さんの国に行ってお茶できるのがいとも可能な状況なんですから。  2024年7月24日 今日来た我が故郷の友人のメールでは、毎日熱帯夜のようで夜通し救急車のサイレンが聞こえていると言う事です。コロナや溶連菌も流行しているそうですね。コメントをくれなくなってしまったブロ友さん達がそんな中、どうしているのかますます気に掛かっていますが、知ったところでネット上だけの交流ではどうしようも無いのが現実なのですね。 それに今日はまた蒸し暑くてドイツじゃないようです。 暑いと言えば、ランク隊がアメリカ演奏旅行で暑さのためにくたばっていた35章を思い出しました。 冬の演奏旅行なのに、ニューメキシコの砂漠地帯ではエアコンの利いたバスの中でも少年達は暑さで参っていたようです。途中、プールで泳げる休憩時間があったのですが、少年達が悪戯をしでかしたためにプレフェクトから危うく水泳禁止のお仕置きを喰らう所でした。ゲオルクさんが自分で犠牲を払って難を逃れたわけですが、ココのお兄さん、卑怯じゃないか！とちょっと勝手に憤ったお話でした。 ゲオルクさんの手記は少年時代の思い出がたくさん詰まっていて、いつかみんなもきっと自分で読める日が来ると思っています。   💕 お詫び：コメントを入れる時、何度も数字の打ち直しを要求されるのですが、スパム予防の為だと思います。貴方の失敗ではないのでどうぞお気を悪くなさいませんように。それでもコメントをくださる方には心から感謝したします。お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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