本日の写真:菜の花9本生けとストック7本生け
昨日のいけばなのお稽古でアブラナ科の花を二種生けました。最近お葬式続きとか親の通院などあって、花材をいつもの花屋さんに注文するのを忘れたので地元の花屋さんに前日花材さがしに行きました。家から遠いお店で八重咲きのストックを買ったあと、家から一番近いお店に行ったら菜の花があったので、それも買ってしまいました。ストック1本250円、菜の花1本は70円。二週間後に菜の花があるかわからないですからね。その日は菜の花をお稽古に持って行くつもりでいました。菜の花を買ったお店でおまけで開きすぎたからと黄色いチューリップを5本もらったので、ストックと合わせて生けてもいいかなと思ったので。それに明日は大雪かもという予報でしたから。でも朝起きたら雨だったので、両方持って行くことにしました。最初に菜の花9本生けです。前回のレンギョウの横に置くために逆勝手にしました。(テキストの作例も偶然同じでした!?)(テキストは7本でしたけれど。)9本生けにしたのは、9本ととあるところに書かれていたからです。私は課題表を持っていませんので、ネットの某所でチェックしているのですよ。今月は7本のようですが。折ったのは1本だけで、それもなんとか受埋みにまわせました。しかし理想の形にはなかなかためることはできませんでした。店頭で今回は太さと曲がりをよーく見て選んできたのですが。それにしてもスーパーの野菜コーナーの1束150円くらいで売られている菜花よりも、葉っぱがみずみずしくておいしそうでした。食用に栽培されたものではないから、もちろん食べませんが。次は八重咲きストック7本生けです。いつもならもう一度菜の花を生け直すのですが、昨日はもうこれ以上さわったら危険な雰囲気が一部にあったので。ストックは数年前に生けたことはありましたが、今回よりはもっとためやすかったかも。昨日のストックは、ほとんどたまらなかったです。流しはある程度左傾斜で雰囲気が出ますが、問題は受ですね。色は他の色は4本とか半端な在庫だったので、白となりました。そして翌日の菜の花です。いつものことですが、花の先端がみんな上に向かいますね。昨日さわると折れそうだったので不本意だけれど断念した真前なんてちゃんと上向き。必死になってためた流しも受も留も元気に上向き。もう勝手にためられるものかという意思さえ感じられるものが…。次回はいつもの花屋さんに枝物を帰りに注文してきました。何になるかはお楽しみですが、桜が第一希望です。昨日の花材費のことを考えると、次回はおさえたいところです。考えてみれば三月のいけばな展のことも考えなくては。今年は右端の席ですからねえ。お生花なら逆勝手ということになりますが、逆勝手で生けられると喜ぶべきでしょうね。