幸せってなんだっけ!?

夫は『モラルハラスメント』らしい・・・。
先日の日記で、コメントを下さった方が教えてくれたＵＲＬにアクセスし、今まで心のどこかで「違うかも！？」と否定しようとしていた私も、そう思わずにはいられなくなりました。

そういえば春頃、朝の番組ではじめてモラルハラスメントという言葉を知った時、「これは絶対に夫も当てはまる」と思ったものでした。
「相手のこころを支配したいという欲求が非常に強い人がいる。
彼は魅力的に愛をふりまいて近づいておきながら、ひとたび結婚すると態度を豹変させ、さまざまな＜こころの暴力＞で相手を精神的に追い詰めていくという。しかもそれは、おもに二人きりの場で言葉や態度によってふるわれるため、被害が見えにくく、他人にも理解されにくい・・・。」
夫は魅力的ではありませんでしたが、ブサイクでも不器用でも、真面目な性格な人だから結婚しても上手くいくだろう・・・と判断したのですが。

機嫌がいいと普通に接する夫に、
「私が我儘なのかも。今までどおり、なにも期待せず、何を言われても無視していれば家庭は上手くいく。以前とは比べ物にならないくらい、子供には優しいじゃないの・・・」
そう思って封印していました。

思えば同居して初めての朝から、今までとは明らかにガラッと態度が変わった夫。
「おはよう」の一言も言わず、無言のまま出社して行く夫にただ唖然として見送った私。

私達は世で言う『出来ちゃった結婚』です。
しかしこれは結果であって、当時夫の事が大好きで一日でも早く一緒になりたいと思いつめ、義父から「家を建て直すまであと２年待て」と言われたものの、それまで我慢が出来ない！！と浅はかな考えで、２人で計画的に息子を作ったのです。

なので、息子は本当に夫と私の「愛の結晶」です。
夫を愛し、夫も私を愛していたからこそ命を授かった宝物・・・。

しかし
お互いに実家暮らしからの出発。
私は若かったのと、我儘・料理が出来ない、更に気だけは人一倍強い・・・という最悪な状態。
夫も大して変わらず・・・というか、明らかに『俺様』状態で我儘。
私の話は殆ど聞かず、機嫌がいいと話をさえぎって自分の話を始める。

こんな似たもの、我儘者同士の結婚が上手くいくはずありません。

初めのうちは、ケンカの原因は私半分、夫半分くらいの割合だったと思います。
とにかく私自身、世間知らずの甘ったれでしたから＾＾；

しかし。
息子が生まれてから徐々に疑問が・・・。

夫に「この子可愛いよね？？」と息子を抱きながら聞くと
「う～ん・・・。キモイだけじゃない？可愛いって言われてもわかんねーよ。サルみたいじゃん」
と答えられ、初めての育児で不安だらけの私をどん底に落としました。
更に夜泣きの激しかった息子に
「うるせーよ！外に連れて行けよっ！！」
と怒鳴った時には目が点になりました。

しかし伯母から『男の人はそういうものだ』、『仕事で疲れている夫に文句を言うなんてもってのほかだ！』と説教され、何とかわがままを抑えていたのです。

育児休暇を取って、一日中１ＤＫの狭いマンションに息子と過ごした日々。
幸せ・・・と思う反面、夜中に帰ってくる夫はほとんど口を聞かず、料理を作っても好きなもの以外は全く口にせず、料理下手な私の作るご飯は目の前で捨てられる。
それなら・・・と惣菜のサラダを買ってくれば「お前は飯も満足に作れないのか」「お袋に習って来い！」とののしられ、「俺は出来合いのものは一切食べない。お袋は全て作っていた」というような事を言われました。

仕事で疲れているせいか、卵を切らしていた日には「一日中家にいて、卵も買ってこれないのか！！」と激怒。
マンションの壁を殴ったり蹴ったりし、怖くなって泣きながら１時ごろコンビニまで急いで卵を買いに行ったこともありました。

私の母は料理が上手でしたが、教える事は苦手。
教えてもらってもよく分からないので、結局本を見ながら自己流で作る事になりました。
しかし、分量にあったように煮物に砂糖を入れるとまた怒り出す。
「俺は甘い飯は食えないんだよっ！！」
の一言で、
「誰の為に稼いでいると思っているんだ！飯も満足に作れないじゃないか！」
「・・・・。」

当時実家からは電車で５駅と割と近いところに住んでいたものの、両親は仕事をしていて平日は殆ど家にいないし、友人たちよりも大分早く結婚してしまった私には、全く話し相手がいませんでした。
実家に帰れる休日も、首もすわらない息子を連れての駅までの徒歩、バス、電車は辛く・・・。
ベビーカー以外に交通手段（自転車や車）も持っていなかったため、出掛けられるのは１日１回買い物に行くスーパーのみ。
息子が生後半年を迎える頃には、夫を会社に送った後の時間にはＴＶに向かって話しかけ、昼間はやりきれない思いを抑えられずビールを飲み、夕方には半ばフラフラになりながらスーパーへ行って買い物をする・・・という、とんでもない生活に突入しました。
今思えば、立派なアルコール中毒ですね＾＾；

さすがに私もまだ自制心があったので、息子を満１歳で保育園にいれ、復職する頃にはなんとかアルコールは絶つようにしました。

・・・長くなったので、次回に続きます。
色々とあるので更新出来ないかも知れませんが、良かったらまた読んでくださいね。