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テーマ:たわごと(26905)
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今日、久しぶりに午前中から実家に出掛けた。
・・・夫の実家へ越してきてから、日の高いうちから自分の実家へ出掛けられた事など一度もない。 毎週日曜日は実家へ出掛け、その週の食料品や日常品などをもらって、車で送ってもらっているけれど、日曜とはいえ、朝は夫と一緒に起きなければならないし、昼は自分の昼食をとる為に、その間は私が事務所の留守番をしなければならない。 出掛けるのは午後3時から4時近く。 実家に着いていられるのは1時間前後。 ちなみに、平日私が6時半から7時には起きて子供達を送り出す間、ずっと寝ていて起きて来るのは決まって9時過ぎな夫。 ひどい時は10時、11時過ぎに起きてくる夫。 夫の休みの水曜日にも、私は時間通りに起きなくてはならない。 夫は好きな時間まで寝ていられるのに、私は休みのない、家事ロボットに専念しなくてはならない。 それが夫の『役に立たない私を、家に置いておいてやる約束』。 これに反すると、すぐさま『出て行け!』『生活費一切は渡さない!』とくる。 夫からの呼び出しは常に1Fのオートロックからのインターホン。 「飯食うから代わって」 「出掛けるから代わって」 この『出掛けるとき』がクセモノ。 大体、いつどんな用で出掛けるかこちらには全く予想がつかないので、夫の必要な時に私が居ないと夫からの激しい怒りを受ける事になる。 夫の都合に合わせられないと、例え学校の保護者会に出掛ける用事があっても 「ふざけんな!!」 と始まる。 「そんなもん、行く事ないんだ!俺は親に運動会だって来てもらった事ないぞ。子供を甘やかすな」 もちろん、気の強い^^;私はそんな言葉には負けない。 夫とは同じ歳だし、もともと知り合った時には私は社会人、夫は大学生・・・という事で、付き合い始めの頃は私が金銭的に優位に立っていたのだから、常に対等な立場だと思っていた。 夫の自営業を手伝う為に、会社を辞めるまでは・・・。 「そんなこと言われたって行かなきゃ。今はあなたの頃と違って(息子は夫の卒業した学校に通っている)、この辺だって自営業のお宅なんてクラスで私達くらいなのよ!それに、私達の頃と大分学校も違ってきている。保護者会に全く顔を出さないでいると、先生から連絡がくるの。役員だって、何もしないでOKとはいかないし、必ず何かしら役員を受け持つようになっているの。 それに自営業のお宅は、仕事があるから来ないんじゃなくて、時間が自由に取れるから父親も一緒に参加している人が多いのよ。 だからってあなたに『一緒に来て』なんて言わないでしょ?」 そう言って、無理やり去年1年間は息子の学校行事には必ず顔を出していた。 ダメダメ息子・・・と担任の先生からもレッテルを貼られていた事と、初めての土地での初めての小学校生活を、少しでも知りたいと思っていたから。 ところが、息子の学芸会の頃に夫がとんでもない事を言い出した。 「学芸会!?運動会も見に行ってただろ!!ふざけんな 俺の仕事が軌道に乗ってもないのに子供に付き合うのかよっ! 行くな!!行くならうちだけ出させないように学校へ言う!!」 「」 ・・・この時は義母に話して、何とか夫を説得!?してもらった。 運動会は必ず保護者とともにお弁当を取らなければならなかったし、それでダメなら誰かお友達の家族と一緒にお弁当をとるように言われていた。 ・・・引っ越して間もない私には、頼める知人など居るわけもない。 知人を作る事さえ、夫から禁じられていたのだし。 (父母会に出るだけで文句を言われるのだから、知人が出来て電話で話そうものなら、それはそれは嫌~な顔をして『早く切れ!!』と小声で言うのだから、禁じられているのと変わらない) 学芸会は、1年生の・・・一生懸命に練習してきた劇を観てもらう事を、それはそれは楽しみにしていた息子の気持ちを踏みにじるような事はしたくなかった。 たかが1時間。 自転車で行って、1年生の劇を観て、自転車で帰ってきて1時間。 ・・・なんでその時間さえ、『俺の用事に合わせられないなら行くな!』なんて言うの??? しかもその時間に私が必ず必要になるとも限らないんでしょ?? お客様だって殆ど来ないし、留守番と言っても電話対応かタバコのカートン販売のみ。 電話だって、ほとんど勧誘電話じゃないの。 万が一夫が用事で出掛けても、1時間でそんなに大変な事があるの?? どうせ自分が用事で出掛ける時は、勝手に鍵を閉めて出掛けているじゃないの。 どうして私が出掛ける事は許さないの?? このときかなり私の中で激しく 『こんな人と一生一緒に暮らして行けるのか??』 と疑問符が出た事は確か。 でも、子供には『お父さん』が必要だものね・・・そう思っていたのも確か。 夫は自分の実家へ戻る為に、猫なで声で何度も言った。 「引っ越せば家賃の支払いはなくなるよ。生活費だって、最低12万円は払えるよ!」 当時夫が自営業を始めたいがために、勝手に仕事を辞めてきて1年2ヶ月。 ・・・その間、配偶者控除範囲内で働いていた私のお給料では、当時の家賃13万円プラス駐車場代、ガソリン代、保育料、国民健康保険、住民税などもろもろを支払う事は出来ず。 かと言って夫は誰に何といわれようと、アルバイトさえせず、自分の亡父の後処理、義母の為のタバコの販売、実家のマンション経営・・・などに奔走し、自分の家族を全く返り見る事はなかった。 もちろん家計は崩壊寸前だったけど、幸い!?私は、実際の年齢よりもかなり若く見られる事もあり、当時の勤め先はたくさんのキャバクラが点在している場所だったので、スカウトの人に誘われるがまま『体験入店』を繰り返しては、その日その日で1万円近くを稼ぎ、他にアルバイトもし、何とか家計を支えていた。 母親がこんな仕事をしていたなんて・・・一生子供には知られたくない。 独身時代ならともかく、息子が年長さん、娘が年少さんの頃の話だから・・・。 でもこの頃は、そんななりふり構っていられる状況ではなかった。 役所に行って、保育料を安くしてもらうようにかけあう。 ・・・ダメ。 アレルギー体質で、病院通いを余儀なくされている娘の為に、国民健康保険料を支払えないのでどうにか出来ないか??と相談しても・・・ダメ。 家賃を安くする為に都営住宅を斡旋してもらえないかと相談に行っても・・・ダメ。 我が家よりももっと大変な思いをしている人たちがいるのだから、実家に相談に乗ってもらえ・・・とその繰り返し。 「訳あり住宅の抽選がありますよ。」 そう教えてもらったのが11月頃だったろうか? 訳あり住宅というのは、都営住宅に住んでいた人が誰にも発見されずに何日~何ヶ月も過ぎた物件や、自殺をした部屋だという。 「それでも倍率は10倍近くありますけど・・・それで良かったら出してみたら??」 「・・・・・・・。そうですね」 とにかく『子供を育てる事』を一番に考えなければならなかったのだから、私はガムシャラだった。 夫は何を考えていたのか。 今日実家へ行き、両親に 「離婚調停を申し立てるつもりでいます」 と話した。 ・・・父は何も言わず。 母は・・・「そう」 の一言。 加えて「仕方ないわね。」 父も 「・・・ここまで来たら仕方ないだろう」 と一言最後に付け加えた。 そう・・・両親には今まで何も話さないで来たのだった。 まだ若い頃には、何度となく夫の悪口を言いに行っていたのだけれど。 それが出来ない状況にまで追い込まれていた。 ・・・体力と気力をなくし、何も言えないのだった。 久しぶりに爽快な気分になった。 ・・・実家の居間にいて、両親から一身の愛情を受け、わがまま放題に育ってきた私。 出来ればあの頃に戻りたい。 でも今は可愛い・・・命に代えても守りたい、息子と娘が二人いる。 強くなろう。 夫から何を言われても、義母から何を言われても。 そして、『パパと離れるのはイヤっ!!』と言っている娘から何を言われようと・・・私は自分の幸せと子供の幸せを考えなければならない。 夫がこの所気持ち悪いくらい子供達に優しい。 ・・・やはり何か感づいているのだろうか? 私に対しても、今までの嫌がらせが全くない。 ・・・このまま無言で過ごしても、嫌がらせがないのなら、それはそれで暮らしやすいのも確か。 夫にビクビクしながら生活しなくて住むのだから。 でも、本当の解決にはならないよね? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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